男子テニスの今季最後を飾るATPワールドツアー・ファイナルズ(イギリス/ ロンドン、賞金総額650万ドル/ 優勝賞金総額192万ドル)は13日に行われるグループBの予選ラウンドロビンに
錦織圭(日本)が登場。予選3試合目で世界ランク8位の
M・ラオニチ(カナダ)と対戦する。
両者は過去に5度対戦しており、今回が6度目の対戦となる。対戦成績は4勝1敗と錦織がリードしている。
今季では今回が5度目の対戦となり、今季最初に対戦した5月のムチュア・マドリッド・オープン男子では、2度のタイブレークを制して錦織が勝利をおさめた。
次に対戦したのは今年のウィンブルドン4回戦で、その時は錦織が逆転を許して初めてラオニチに敗れた。その後、全米オープンと楽天ジャパン・オープンでも対戦し、共に錦織が接戦を制している。今季だけで既に4度対戦している両者だが、いずれも錦織は接戦を強いられていた。
《全米オープン時の記事はこちら》今大会ではアジア勢男子初となる出場の錦織は、予選ラウンドロビン1試合目で
A・マレー(英国)と対戦し、ストレートでマレーから初めて勝利をあげて同大会のデビュー戦を飾った。
予選ラウンドロビン2試合目では
R・フェデラー(スイス)との対戦。ストレートで敗れて、リーグ成績を1勝1敗とした。
《錦織 「ロジャーはやっぱり強い」》一方、錦織と対戦するラオニチは、今大会予選1試合目でフェデラーと対戦し、フェデラーにBNPパリバ・マスターズでのリベンジを許してた。その後のマレーとの対戦は、マレーに2連勝していたものの、ストレートで敗れてリーグ成績を0勝2敗とした。
《ラオニチvsマレーの記事はこちら》この1戦で勝利すると準決勝進出に大きく前進する錦織に対して、この1戦で敗れてしまうと準決勝進出の望みが断たれてしまうラオニチ。
ビッグサーバーのラオニチに対してリターンが武器でもある錦織だが、ここ最近サービスが不調の錦織は自身のサービスゲームをキープすること、大事な場面でサービスが決まることも鍵となる。
予選ラウンドロビン3試合目となる錦織とラオニチの一戦は、日本時間11月13日23時以降(現地時間11月13日14時以降)から開始予定で、第2試合に組まれている。
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