男子テニスツアーのシンセン・オープン(中国/シンセン、ハード)は27日、シングルス準決勝が行われ、第2シードの
A・マレー(英国)が
J・モナコ(アルゼンチン)を2-6, 6-3, 6-0の逆転で下し、今季初の決勝進出を決めた。
両者は今回が5度目の対戦となり、マレーはモナコとの対戦成績を3勝2敗と勝ち越した。
この試合、第1セットはファーストサービスの調子が悪かったマレーは、このセット3度のブレークを許し、モナコに先取された。
しかし、徐々に調子を上げてきたマレーは、第3セットでモナコにブレークチャンスを与えないサービスゲームを展開した。さらに、3度のブレークチャンスをすべて活かし、1時間42分で決勝進出となった。
決勝でマレーは、第4シードの
T・ロブレド(スペイン)と対戦する。
世界ランク11位のマレーは、今年2月のアビエルト・メキシコ・テルセルと全仏オープンでベスト4進出を決めるも、いずれも決勝進出逃しており、今回は今季初の決勝進出で初優勝を狙う。
《全仏オープンの記事はこちら》また、マレーは29日から開催されるチャイナ・オープン男子に第6シードとして出場し、1回戦で
J・ヤノヴィッツ(ポーランド)と対戦する。
一方、敗れた元世界ランク10位のモナコは、今大会の2回戦で第7シードの
V・ポスピシル(カナダ)に勝利し、キャリア300勝を達成した。
■関連記事■ ・錦織 大会初の決勝進出・錦織 楽天OP初戦は世界64位・楽天OP ヒューイット欠場・復帰の元12位 フェレール下す・元10位 キャリア300勝達成
■関連動画■ ・進化を続けるフェデラーが語る好調の秘訣!・圧倒的な実績を誇るブライアン兄弟の軌跡に迫る!