男子テニスツアーのシンセン・オープン(中国/シンセン、ハード)は25日、シングルス2回戦が行われ、今年7月にツアー復帰を果たし、今大会予選から勝ち進み本戦出場を決めた
V・トロイキ(セルビア)が第1シードの
D・フェレール(スペイン)を6-3, 6-4のストレートで下す大勝利を上げた。
この試合、トロイキは13度のサービスエースを決め、ファーストサービスが入った時91パーセントと非常に高い確率でポイントを獲得し、フェレールに2度のブレークチャンスを与えるも許すことなく、2度のブレークに成功し1時間6分で勝利した。
両者は4度目の対戦となり、トロイキはフェレールに1勝3敗とし、フェレールに初めて勝利した。
勝利したトロイキは準々決勝で予選勝者のT・コッキナキス(オーストラリア)を下した第6シードの
S・ヒラルド(コロンビア)と対戦する。
元世界ランク12位のトロイキは、昨年の4月に行われたモンテカルロ・マスターズの際、血液検査を拒否したことが原因で、国際テニス連盟から昨年の7月に18カ月の出場停止を命じられた。その後期間は12ヶ月に短縮されたがその間にランキングを847位まで下げた。
《トロイキ 出場停止の記事はこちら》今年の7月に復帰し、下部大会をメインに出場しランキングを上げ、現在は174位まで戻している。また今大会準々決勝進出した事によりランキングを150位台に上がることが決まっている。
勝利したトロイキは準々決勝で予選勝者のT・コッキナキス(オーストラリア)を下した第6シードのS・ヒラルドと対戦する。
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