男子テニスツアーのクレディ・アグリコル・スイス・オープン(スイス/グシュタード、クレー)は21日、シングルス1回戦が行われ、主催者推薦で出場の
V・トロイキ(セルビア)が第8シードの
D・ティエム(オーストリア)を7-6 (7-4), 6-4で下し、1年ぶりの復帰戦を白星で飾ることが出来た。
この試合、トロイキはファーストサービスが入った時74パーセントの確率でポイントを獲得し、ティエムから4度のブレークに成功し1時間35分で勝利した。
元世界ランク12位のトロイキは現在世界ランキング847位としており、昨年の4月に行われたモンテカルロ・マスターズの際、当時同ランク53位だったトロイキは血液検査を拒否したことが原因で、国際テニス連盟から昨年の7月に18カ月の出場停止を命じられた。
スポーツ仲裁裁判所は判決で、トロイキの出場停止期限を12ヶ月に短縮したが、当時のトロイキは気分が悪く、注射が出来る状態では無かったと主張していた。
《トロイキ 1年6カ月の出場停止の記事はこちら》勝利したトロイキは2回戦でI・セルバンテス(スペイン)を3-6, 6-3, 7-6 (7-4)で下した
A・ゴルベフ(カザフスタン)と対戦する。
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