今年の11月9日から開幕する男子テニスツアーのATPワールドツアー・ファイナル(イギリス/ロンドン、ハード)。この大会は、今季の大会獲得ポイント上位8名が出場でき、ATPツアーの最後を飾る。
9月8日付で発表された今季の大会獲得ポイントランキング上位8名は以下の通り。
■1位…
N・ジョコビッチ(セルビア)(8,150)
■2位…
R・フェデラー(スイス)(6,880)
■3位…
R・ナダル(スペイン)(6,645)
■4位…
S・ワウリンカ(スイス)(4,725)
■5位…
M・チリッチ(クロアチア)(3,935)
■6位…
錦織圭(日本)(3,675)
■7位…
D・フェレール(スペイン)(3,535)
■8位…
T・ベルディヒ(チェコ共和国)(3,510)
また、10位までは以下の通り。
■9位…
M・ラオニチ(カナダ)(3,425)
■10位…
G・ディミトロフ(ブルガリア)(3,335)
となっている。
先日まで行われていた全米オープンの結果で大幅にランクに変動が見られた。
準決勝でチリッチに敗れるもベスト4入りを果たしたフェデラーが、怪我で欠場のナダルを抜いて2位に浮上した。
今回、グランドスラム初の優勝を飾ったチリッチが、前回から8つ上げて5位となり、準優勝の錦織は前回から4つ上げて6位に浮上、日本人初の最終戦出場が射程圏内となった。
チリッチと錦織の活躍により、ラオニチ、ディミトロフがランクを落とし、現段階では最終戦出場枠から外れた。
また、過去に5度最終戦に出場しているマレーが、11位と現段階では最終戦出場枠から外れている。
日本人初の最終戦出場に期待がかかる錦織は、この後行われる楽天ジャパンオープン、10月の上海マスターズ、BNPパリバ・マスターズ等の結果が、最終戦に出場出来るかを左右する。
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