テニスのグランドスラムである全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード)は8日、男子シングルス決勝が行われ、第10シードの
錦織圭(日本)が第14シードの
M・チリッチ(クロアチア)に3-6, 3-6, 3-6のストレートで敗れ、日本人初のグランドスラム優勝の歴史的快挙を逃したものの、準優勝を飾った。
《錦織「たくさんの事を得られた」》錦織は準優勝の賞金として145万ドル(日本円にして約1億5225万円)を手にした。
一方、優勝を飾ったチリッチは、優勝賞金300万ドル(日本円にして約3億1500万円)を受け取った。
今年の全米オープンのシングルス優勝賞金は、昨年に比べて男女それぞれ40万ドル増額されて300万ドルとなっており、この額は史上最高額となっていた。昨年優勝の
R・ナダル(スペイン)と
S・ウィリアムズ(アメリカ)は優勝賞金としてそれぞれ260万ドル(約2億7300万円)受け取っている。
今年の総財源は、3830万ドル(約39億660万円)となり、昨年の3430万ドル(約35億円)から11.7パーセント増えていた。
錦織が今季獲得した賞金は、日本円にして約3億4634万となっており、これに今回の賞金が足されると約4億9859万円になる。
また、今回の活躍により、別でスポンサーからのボーナスが出る可能性がある。
錦織が優勝していた場合は、ユニクロと2008年からスポンサー契約を結んでいる日清食品からも出ていた可能性があった。
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