テニスのグランドスラムである全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード)は8日、男子シングルス決勝が行われ、第10シードの
錦織圭(日本)が第14シードの
M・チリッチ(クロアチア)に3-6, 3-6, 3-6のストレートで敗れ、日本人初のグランドスラム優勝の歴史的快挙を逃した。しかし、日本人初のグランドスラム準優勝を果たした。
今回の錦織の活躍に
松岡修造(日本)は自身のブログに「圭は、諦めなかった。最後まで。すみません…敗れた圭がセンターコートで肩を落としている姿をみると、もう涙が止まりません。」と綴った。
さらに「勝ってほしかった、というより勝たせてあげたかった!圭、ありがとう。感動、希望、そして可能性をありがとう。感性豊かで優しい素晴らしい選手に育ててくださったご両親、圭の才能を見つけてくれた島根の柏井コーチ、アメリカの地へ夢を繋げてくださった日本テニス協会名誉会長盛田さんをはじめ、圭と一緒に夢を追いかけてくださった皆さんに、ただただお礼を言いたいです。」とコメントした。
最後に「そして圭。あえて言わせてください。ここからだ!ここがスタートだ!圭の本当の夢を掴んでくれ!悔しい、頑張った、心が感じ動かされた!圭、ありがとう!ありがとう!心からありがとう!」と今回日本のみならず、世界に感動と興奮を与えた錦織に向けて想いを綴った。
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