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2週間にかけて行われているグランドスラムである全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー)は、1週目を終えて2週目に入るが、今大会では1週目に上位シード勢らが姿を消す波乱が起き、男子では全豪覇者S・ワウリンカ(スイス)、錦織圭(日本)が敗退。特に女子のシングルスでは優勝候補らが続々と姿を消した。
男子シングルスでは、今年の全豪オープンでグランドスラム初の優勝を果たした第3シードのS・ワウリンカが、1回戦でG・ガルシア=ロペス(スペイン)に敗れて2回戦進出を逃した。
さらに、先日のムチュア・マドリッド・オープン男子でマスターズ初の決勝進出を果たし、大会後に発表された世界ランキングでは自己最高位となる9位に浮上した錦織圭が、第9シードで登場するも、1回戦でM・クリザン(スロバキア)に敗れて姿を消した。
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女子シングルスでは、女王で全仏オープンで2度のタイトルを獲得しているS・ウィリアムズ(アメリカ)が、2回戦でG・ムグルサ(スペイン)に敗れてた。
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また、世界ランク2位で今年の全豪オープンでグランドスラム2度目のタイトルを獲得したN・リー(中国)が、初戦でK・ムラデノヴィック(フランス)に敗れて姿を消した。
第1シードのセリーナと第2シードのリーの他に、第3シードのA・ラドワンスカ(ポーランド)、第5シードのP・クヴィトバ(チェコ共和国)、第8シードのA・ケルバー(ドイツ)、第9シードのD・チブルコワ(スロバキア)、2008年に同大会で優勝した第11シードのA・イバノビッチ(セルビア)も敗退。女子シングルスでは、1週目で世界ランクトップ3が敗退、その他上位シード勢らが姿を消す波乱が起きた。
なお、今年の全豪オープン男子シングルスで優勝のワウリンカ、女子シングルスで優勝のリーがそれぞれ1回戦で敗れ、全豪覇者が男女共に姿を消すこととなった。
現在勝ち残っている女子シングルスは、上位シード勢が続々と敗退する中で第4シードのS・ハレプ(ルーマニア)が順当な勝ち上がりをみせている。また、第6シードのJ・ヤンコビッチ(セルビア)、第7シードのM・シャラポワ(ロシア)も4回戦進出を決めている。
今年の全仏オープンでは、特に女子のシングルスで優勝候補者が敗れる厳しい戦いとなっているが、その中で誰が厳しい戦いを勝ち抜き、タイトルを獲得するのか注目される。
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