男子テニスツアーのアメリカ国際インドアテニス選手権(アメリカ/メンフィス、ハード)は11日、シングルス1回戦が行われ、第6シードの
S・クエリー(アメリカ)は
A・ボゴモロフJR(ロシア)に6-2, 4-6, 6-7 (7-9)の逆転で敗れた。この結果、2連覇を狙う第1シードの
錦織圭(日本)とクエリーが準々決勝で顔を合わせる事がなくなった。
ディフェンディングチャンピオンの錦織は2回戦で
B・ベッカー(ドイツ)と対戦する。もし錦織がベッカーに勝利した場合は、クエリーと対戦する可能性があった。
錦織はクエリーとの対戦成績が1勝3敗だったため苦手としていた。
しかし、錦織が準決勝へ駒を進めた場合、第3シードの
L・ヒューイット(オーストラリア)と対戦する可能性がある。
錦織とヒューイットは今年のブリスベン国際男子準決勝で対戦し、その時は錦織が逆転負けで決勝進出を逃した。また、両者の対戦成績は0勝2敗と錦織が負け越している。
《錦織は6度目の決勝進出ならず、元王者に逆転許す<ブリスベン国際男子>》【錦織圭 アメリカ国際インドアテニス選手権 戦歴】
<2013年>
・1回戦 勝利
I・マルチェンコ(ウクライナ) 6-4, 7-5
・2回戦 勝利
D・ヤング(アメリカ) 6-3, 6-3
・準々決勝 勝利
M・チリッチ(クロアチア) 6-4, 6-2
・準決勝 勝利
M・マトセビッチ(オーストラリア) 6-4, 途中棄権
・決勝 勝利
F・ロペス(スペイン) 6-2, 6-3
<2011年>
予選1回戦 勝利 A・ボゴモロフJR 2-6, 6-4, 6-3
予選2回戦 敗退
J・ハイェク(チェコ共和国) 3-6, 1-6
<2009年>
・1回戦 敗退
M・バグダティス(キプロス) 5-7, 3-6
<2008年>
・予選1回戦 勝利
Al・クズネツォフ(アメリカ) 6-4, 6-4
・予選2回戦 敗退
B・レイノルズ(アメリカ) 2-6, 0-3, 途中棄権
■関連記事■
《錦織圭が3度目の優勝、31歳を寄せ付けず◇アメリカ国際インドアテニス選手権》《錦織、ナダル戦後「シャワー浴びながら号泣」<全豪オープン>》《】錦織が思わぬ形で勝利、日本がワールドグループ初8強入りの快挙<デビスカップ>》《王者ナダルが錦織を絶賛「トップ10に入る可能性がある1人」<全豪オープン>》■関連動画■
《情熱溢れる元王者ヒューイット!若い頃の貴重な映像を大公開!ATP男子ツアーマガジン Vol.202》《フェデラーやサンプラスを育てたコーチが王者の共通点を明かす!ATP男子ツアーマガジン Vol.202》