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9日付けでテニスの世界ランキングが発表され、男子では、1位N・ジョコビッチ(セルビア)、2位R・ナダル(スペイン)、3位A・マレー(英国)、4位D・フェレール(スペイン)、5位T・ベルディフ(チェコ共和国)と上位5選手に変動はなかった。
今年のウィンブルドン2回戦でまさかの敗退を喫し、10年ぶりにトップ4から転落してから7位まで順位を落としたR・フェデラー(スイス)だったが、この日に発表された世界ランキングでは、順位をひとつ上げて6位とした。
先週行われた全米オープン4回戦でT・ロブレド(スペイン)に敗れベスト16となったフェデラーは、昨年の同大会ではベスト8となっていた。
しかし、フェデラーの1つ上に位置していたJ・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)が全米オープン2回戦でL・ヒューイット(オーストラリア)に敗退する波乱に見舞われ、昨年ベスト8だったためポイントを大きく失い、フェデラーが順位を上げることとなった。
トップ10選手を打ち破って快進撃を見せた32歳ベテランのヒューイットは、4回戦で同じくベテランのM・ヨージニ(ロシア)に敗れるも7年ぶりのベスト16入りを果たし、今週の世界ランキングで順位を8つ上げて58位とした。
現在行われている全米オープン、男子シングルス決勝の結果はまだ反映されていないが、ジョコビッチはナダルに対して920ポイント差をつけているため順位に変動は無く、ジョコビッチが王座に君臨することとなる。
トップ10入りを目標としている錦織圭(日本)は、先週から変わらず12位となっている。錦織は、全米オープン1回戦でD・エヴァンス(英国)に敗れ、まさかの初戦敗退を喫し、昨年では3回戦だったためポイントを失ったが、ランキングを維持することとなった。
全米オープンで予選を勝ち抜き本戦入りするも、1回戦で無念の敗退となった添田豪(日本)は8位上げて123位、杉田祐一(日本)は4つ上げて144位、伊藤竜馬(日本)も4つ上げて161位、守屋宏紀(日本)は13上げて168位と、日本勢が軒並みランクアップすることとなった。
錦織圭、添田豪、杉田祐一、伊藤竜馬の4人は、今週末に開催される男子テニスの国別対抗戦であるデビスカップの日本代表メンバーに選出され、ワールドグループ・プレーオフでコロンビアと対戦する。
《世界ランキング》
《全米オープン 対戦表》
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