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テニスのグランドスラムであるウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝)は28日に男子シングルス3回戦が行われ、地元の期待背負う第2シードのA・マレー(英国)が第32シードのT・ロブレド(スペイン)を6-2, 6-4, 7-5のストレートで下し、ベスト16入りを決めた。
試合後、マレーは「試合開始当初からベースラインからボールを一所懸命引っぱたいていた。1回戦、2回戦ではサーブは好調だったけれどストロークでは思ったようなプレーができていなかったから嬉しいね。でも屋根の下の試合だったから風などがない状況で、タイミングが少し取りやすかったんだとは思う。」と、悪天候の影響からセンターコートの屋根が閉じられた中での試合について振り返った。
「第2セット、第3セットと試合が進むにつれてどんどん厳しい内容になっていた。第2セット中盤から彼(ロブレド)は非常に気持ちよくプレーができるようになっていったと感じた。第2セットの5-4の場面では彼にブレークポイントがあった。このあたりのポイントはとてもタフなポイントが多かったね。」
加えてマレーは「彼(ロブレド)は非常に高い身体能力を持った選手で、どのポイントでも決して諦めることはない。だからそれについては心構えをしておく必要があったんだ。でも良いプレーができたと思うし、現時点ではこの大会で最高の試合ができたかな。」とも述べた。
また、天敵のR・フェデラー(スイス)、R・ナダル(スペイン)が早々と敗退したことについて聞かれたマレーは「2人が姿を消してしまったから、僕にはさらに大きなプレッシャーがかかっている。でもプロとしての姿勢を崩さず、新聞などの書くことは気にせずに、各試合に集中していくだけさ。」と冷静さを保っていた。
マレーはベスト8進出をかけて、4回戦で第20シードのM・ヨージニ(ロシア)とV・トロイキ(セルビア)の勝者と対戦する。
《ウィンブルドン 男女対戦表》
《大会6日目スケジュール》
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この日行われた試合結果は以下の通り。
(3回戦)
○J・メルツァー(オーストリア) vs. ●S・スタコフスキ(ウクライナ), 6-2, 2-6, 7-5, 6-3
●N・アルマグロ(スペイン)(15) vs. ○J・ヤノヴィッツ(ポーランド)(24), 6-7, 3-6, 4-6
○A・マンナリノ(フランス) vs. ●D・ブラウン(ジャマイカ), 6-4, 6-2, 7-5
○A・マレー(2) vs. ●T・ロブレド(32), 6-2, 6-4, 7-5
(2回戦)
○A・ドルゴポロフ(ウクライナ)(26) vs. ●S・ヒラルド(コロンビア), 6-4, 7-5, 6-3
○J・シャーディ(フランス)(28) vs. ●J・シュトルフ(ドイツ), 6-2, 5-7, 7-6, 7-6
○T・ハース(ドイツ)(13) vs. ●J・ワン(台湾), 6-3, 6-2, 7-5
●G・ディミトロフ(ブルガリア)(29) vs. ○G・ゼミヤ(スロベニア), 6-3, 6-7, 6-3, 4-6, 9-11
○D・フェレール(スペイン)(4) vs. ●R・バウティスタ=アグ(スペイン), 6-3, 3-6, 7-6, 7-5
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