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男子テニスツアーのオープン13(フランス/マルセイユ、賞金総額59万8535ユーロ、インドアハード)は23日に準決勝2試合を行い、第1シードのT・ベルディフ(チェコ共和国)が予選勝者のD・ツルスノフ(ロシア)を6-2, 6-1で一蹴し、決勝進出を決めた。
2010年のウィンブルドンで準優勝しているベルディフは、ツルスノフ戦では絶好調で、第1セットでは自身のサービスゲームで1ポイントも落とさない猛攻ぶりだった。
第2セットに入ってもベルディフは攻撃の手を緩めず、いきなり4-0とする。
第5ゲームのベルディフのサービスゲームでは、ベルディフは試合で初めてブレークポイントを握られる。だが2本ともかわして5-0とすると、5-1からのサービスゲームもしっかりキープし、そのまま試合に終止符を打った。
結局ベルディフはファーストサーブが入った27ポイントのうち25ポイントを手にし、またツルスノフのサービスを各セットで2度ブレークし、54分で試合に終止符を打った。これで両者の対戦成績は6勝1敗となった。
試合後、ベルディフは「彼(ツルスノフ)は何を仕掛けてくるか分からないから、コート内に一歩踏み込んで、力強いプレーを試みた。」と話した。
「1ポイント目から集中できた。やっとこの大会でいいプレーができているよ。今大会には何度も出場しているが、いいプレーができていなかった。あともう1試合あるけど、できる限りベストなプレーをして優勝したい。」
と、意気込みを語るベルディフは決勝戦で第3シードのJW・ツォンガ(フランス)と対戦する。
ツォンガも同じこの日に準決勝を行い、第6シードで同胞のG・シモン(フランス)を6-2, 6-2のストレートで倒し1時間3分で決勝進出を決めた。
ツォンガはシモンからブレークポイントを10本奪い、そのうち4本をブレークに結びつけた。ツォンガとシモンはともに今大会の優勝経験をもち、ツォンガは2009年に、シモンは2007年にトロフィーを手にしている。
決勝でベルディフはATPツアー9勝目を目指す。ベルディフはインドアの大会を得意としており、昨年はモンペリエとストックホルムのインドアの大会で優勝している。
一方のツォンガはツアー10勝目を目指す。そのうち4勝は自国フランスでのもの。ツォンガはこれまで決勝戦に16度進出している。
今大会の優勝賞金は9万5350ユーロ。
ベルディフ vs ツォンガ決勝◇大会7日目スケジュール
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