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男子テニスツアーのオープン13(フランス/マルセイユ、賞金総額59万8535ユーロ、インドアハード)は20日、シングルス2回戦が行われ、第1シードのT・ベルディフ(チェコ共和国)が主催者推薦のE・ガルビス(ラトビア)を6-4, 6-7 (10-12), 6-4の接戦の末に下し、準々決勝進出を果たした。
今大会は上位シード4選手が1回戦を免除されているため、この日の2回戦が今大会の初戦だった世界ランク6位のベルディフと同118位のガルビスは、互いに1セットずつ奪い合い、第3セットへ。
勝敗を決める第3セットでは、ファーストサーブが入った時に75パーセント、セカンドサーブでも86パーセントと高い確率でポイントを獲得すると、ガルビスに1度もブレークポイントを与えないプレーを披露、さらに1ブレークに成功し、2時間12分で8強入りを決めた。
今年に入りベルディフは、全豪オープンでベスト8入りを果たすと、翌週末に行われた男子国別対抗戦のデビスカップの1回戦では、スイスにシングルスで2勝、ダブルスでも勝利を飾り、チェコ共和国の勝利に大きく貢献していた。デビスカップでベルディフは、3試合で13時間もコートに立っており、この日の試合はそのデビスカップ以来となる公式戦だった。
ベルディフは、昨年のウィンブルドン1回戦でガルビスに敗れる波乱見舞われており、この日はその敗戦のリベンジを果たした形となった。
敗れたガルビスは、2011年2月に自己最高位21位を記録。しかし、昨年は大きくランキングを落としていた。
ベルディフは準々決勝で、第7シードのJ・ヤノヴィッツ(ポーランド)とJ・ベネトー(フランス)の勝者と対戦する。この日ベネトーは、主催者推薦のL・プイユを7-6 (7-0), 6-3のストレートで下しての勝ち上がり。ベネトーは、先週オランダで行われたABNアムロ世界テニス選手権でR・フェデラー(スイス)を下すなどで準優勝を飾っており、この日もその好調を維持して1時間20分で勝利を手にした。
この日行われた試合結果は以下の通り。
【1回戦】
○G・シモン(フランス)(6) vs ●R・ハース(オランダ), 7-5, 7-5
○J・ベネトー vs ●L・プイユ, 7-6 (7-0), 6-3
○D・ツルスノフ(ロシア) vs ●E・ロジェ=ヴァセラン(フランス), 7-5, 6-3
【2回戦】
○T・ベルディフ(1) vs ●E・ガルビス, 6-4, 6-7 (10-12), 6-4
○JW・ツォンガ(フランス)(3) vs. ●N・ダビデンコ(ロシア), 7-6 (7-1), 6-3
●M・グラノジェルス(スペイン) vs ○G・ミュラー(ルクセンブルグ), 6-7 (2-7), 6-7 (1-7)
○B・トミック(オーストラリア) vs ●S・デウバーマン(インド), 6-3, 7-5
今大会の優勝賞金は9万5350ユーロ。
【デル=ポトロ、ヤノヴィッツ登場◇大会4日目スケジュール】
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(翻訳・記事/弓削忠則)
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