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男子テニスツアーのBRDナスターゼ・ティリアク・トロフィー(ルーマニア/ブカレスト、賞金総額39万8250ユーロ、クレー)は25日、シングルス2回戦残り5試合が行われ、第1シードのG・シモン(フランス)がD・セラ(イスラエル)を6-4, 6-2のストレートで下すなど、ベスト8が出揃った。
世界ランク12位のシモンは同63位のセラに、第1セットは1度ブレークを許したものの、2度のブレークを奪い返しそのセットを先取した。第2セットは更にギアを上げたシモンが1度もブレークポイントをセラに与えず、2度のブレークに成功すると1時間21分のストレートでセラを退けた。
上位4シード選手は1回戦が免除されていたため、この日の2回戦が今大会の初戦だったシモンは、今大会では2007年と2008年に2連覇を達成しており、今年は3度目の優勝を狙っている。この日の勝利でシモンは、今大会での戦績を12勝1敗とした。
準決勝進出を懸けてシモンは第7シードのL・クボット(ポーランド)と準々決勝を行う。クボットはこの日、主催者推薦のM・コピルを6-3, 6-3のストレートで下しての勝ち上がり。
世界ランク51位のクボットは同258位のコピルに対して、この日は1度もブレークポイントさえ与えないプレーを披露し、第1セットでは2度、第2セットでも1度のブレークをコピルから奪うと、76分で危なげなく勝利を物にした。
前日に予定されながら試合開始を迎えずこの日へ順延となっていた第4シードのV・トロイキ(セルビア)とM・バッヒンガー(ドイツ)の対戦は、2時間半に渡る接戦となり、バッヒンガーが6-3, 4-6, 7-6 (7-2)で制してトロイキを下す金星を飾った。
世界ランク120位のバッヒンガーは、これが今季初のツアー8強入りで、準決勝進出を懸けて予選を勝ち上がったD・ブランズ(ドイツ)と準々決勝で顔を合わせる。
残りの試合では、シード勢に明暗が分かれた。第5シードのM・バグダティス(キプロス)がF・フォニュイーニ(イタリア)の前に5-7, 6-7 (4-7)のストレートで敗れる一方、第6シードのA・セッピ(イタリア)はC・M・ステベ(ドイツ)を6-2, 6-3のストレートで倒し、ベスト8へ名を連ねた。
第1セットではブレーク合戦となったバグダティスとフォニュイーニの一戦は、終盤でサービスキープに成功したフォニュイーニが先取。第2セットは両者2度ずつのブレークを分け合いタイブレークへ。そのタイブレークで主導権を握ったフォニュイーニが1時間57分のストレートで今季初の準々決勝進出を決めた。
世界ランク46位のセッピは、同94位のステべに1度もブレークを許さず、第1セットでは2度、第2セットでは1度、ステべからブレークに成功し、71分の快勝で退けた。
フォニュイーニとセッピが準決勝進出を懸けて準々決勝で対戦する。
今大会の優勝賞金は7万1900ユーロ。
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