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女子テニスツアーのバルセロナ女子オープン(スペイン/バルセロナ、賞金総額22万ドル、クレー)は12日、シングルス2回戦残り5試合が行われ、第2シードのJ・ジョルジュ(ドイツ)が主催者推薦のG・ムグルサ=ブランコを7-5, 5-7, 6-2のフルセットで下し、順調に準々決勝進出を決めるなど、ベスト8が出揃った。
世界ランク16位のジョルジュは同144位のムグルサ=ブランコに対し、第1、第2セットとも接戦に持ち込まれる苦しい展開だった。しかし勝敗を決める第3セットでは、集中を高めたジョルジュが1度ブレークを許したものの、3度のブレークをムグルサ=ブランコから奪い2時間20分で勝利した。
18歳のムグルサ=ブランコは、先月行われたアメリカはマイアミでの準グランドスラム大会で4回戦に進出するなど、現在は世界ランキングで自己最高位を更新中と好調なプレーを続けていた。
ジョルジュは「彼女(ムグルサ=ブランコ)はとても才能のある選手です。とても若いのに高い技術を持っています。良い選手になる要素は全て持ち合わせています。マイアミでの活躍も当然でしょうし、今後も確実にWTA大会に登場するでしょう。」と対戦相手の今後を称賛していた。
加えて「今日は厳しい試合でした。肉体的だけではなく、精神的にも。深いショットを打つことに集中して、アングルショットを打って相手を走らせるチャンスをうかがっていました。」と試合を振り返ったジョルジュは、準々決勝では第7シードのS・エラーニ(イタリア)と戦う。
残りのシード勢には明暗が分かれた。第3シードのD・チブルコワ(スロバキア)はK・ザコパロバ(チェコ共和国)を5-7, 6-4, 6-4の逆転で下したものの、第5シードのF・ペネッタ(イタリア)は、予選を勝ち上がったY・ベイゲルジマー(ウクライナ)の前に2-6, 7-6 (7-5), 4-6のフルセットで敗退する波乱に見舞われた。
第1セットでは接戦の末にザコパロバに先取されたチブルコワだったが、第2、第3セットではいずれも2度のブレークをザコパロバに許すも、各セットとも3度のブレークに成功し、2時間31分の接戦を制して今季初のツアーベスト8入りを果たした。
「今年は今日のような接戦を勝ち取る事が出来ずにいました。今日も第3セットは2-4とリードを許していたのです。そこから勝利を奪う事が出来て本当に嬉しいです。この大会の1週間前からクレーで練習をしていたので、とても良い状態です。それでもまだ、もっともっと良くなる余地はありますが、準々決勝進出が出来てとてもハッピーです。」とチブルコワは喜びを語った。
世界ランク24位のペネッタは、同204位で予選を勝ち上がったのベイゲルジマーの前に、第2セットをタイブレークで取りセットオールへ持ち込んだものの、勝敗を決める第3セットでも2度のブレークをベイゲルジマーに許し2時間29分で敗れ去った。
28歳のベイゲルジマーは2006年9月に自己最高位の83位を記録するも、その後はトップ100圏内を維持出来ず、ここ数年は200位前後に停滞していた。そんな彼女にとって、これが自身初となるトップ30選手からの勝利で、自身初となるWTAツアーでの8強入りとなった。
チブルコワとベイゲルジマーが準決勝進出を懸けて準々決勝で戦う。
残りの試合では、O・ゴヴォルツォバ(ベラルーシ)がL・ポウス・ティオ(スペイン)を7-6 (7-4), 6-7 (6-8), 6-2で、S・シルステア(ルーマニア)がL・ドミンゲス=リノ(スペイン)を1-6, 6-3, 6-1で下しベスト8へ名を連ねた。1回戦で第1シードのF・スキアボーネ(イタリア)を下す番狂わせを演じたゴヴォルツォバとシルステアが準々決勝で対戦する。
今大会の優勝賞金は3万7000ドル。
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