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男子テニスツアーのブラジル・オープン(ブラジル/サンパウロ、賞金総額47万5300ドル、クレー)は17日、シングルス準々決勝4試合が行われ、第1シードのN・アルマグロ(スペイン)が第5シードのC・ベルロク(アルゼンチン)を6-3, 6-2のストレートで倒し、大会2連覇へ向けて順当にベスト4入りを決めた。
アルマグロは第1セットで、この試合唯一ベルロクに握られたブレークポイントを退けると、試合を通して自身のサービスゲームでは70%の確率でポイントを獲得。第1セットで1度、第2セットでは2度のブレークに成功し、1時間30分のストレートで準決勝進出を決めた。
「今日は最高のプレーが出来ました。これからはしっかり休んで、準決勝の事を考えたいと思います。」と試合後に語ったアルマグロは、今大会では2008年にも優勝しており、この日の勝利で今大会の成績を17勝4敗とし、大会3度目の優勝と共に昨年に続いての2連覇へ着実な勝ち上がりを見せた。
決勝進出を懸けてアルマグロは第8シードのA・ラモス(スペイン)と準決勝で顔を合わせる。ラモスはこの日、第3シードのF・ベルダスコ(スペイン)を7-6 (7-5), 6-3のストレートで下しての勝ち上がり。
ラモスは第1セットでは、先にベルダスコにブレークを許しリードされるも、ブレークバックに成功しそのセットをタイブレークへ。そのタイブレークでは序盤からリードを奪ったラモスがそのまま奪うと、第2セットは一気に流れがラモスに渡り、1時間55分で勝利を飾った。
この日第4シードのT・ベルッチ(ブラジル)も順当に準決勝進出を果たした。ベルッチはL・メイヤー(アルゼンチン)を3-6, 6-2, 7-5の逆転で下した。
第1セットを奪われたベルッチだったが、第2セットは一変、メイヤーを圧倒し、勝敗の行方は第3セットへ。第3セットでは、マイヤーは3度握ったブレークポイントを1度しか生かせず、ベルッチは4度握ったブレークポイントを2度成功させると、2時間36分の接戦を制して、昨年5月のマドリッド・マスターズ以来となる準決勝入りを決めた。
準決勝でベルッチはF・ボランドリ(イタリア)と対戦する。ボランドリは元世界ランク3位のD・ナルバンディアン(アルゼンチン)を3-6, 6-3, 7-5の逆転で倒しての勝ち上がり。
今大会の優勝賞金は8万5800ドル。
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