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女子テニスツアーのGDFスエズ・オープン(フランス/パリ、賞金総額63万7000ドル、ハード)は日曜日に決勝戦を行い、第9シードのA・クルベール(ドイツ)が第2シードのM・バルトリ(フランス)を7-6(7-3), 5-7, 6-3で振り切り、見事、WTAツアー初優勝を飾った。クルベールは優勝賞金として10万7000ドルを獲得した。
今大会で最後にドイツ人選手が優勝したのは1995年のS・グラフ(ドイツ)で、クルベールはそれ以来、久しぶりの優勝を決めた。
クルベールは試合後、「失うものは何もないことは分かっていました。彼女(バルトリ)の方が優勝候補でしたから。」と話した。
決勝戦の第1セット、4度のブレーク合戦の後、試合は結局タイブレークへ。
タイブレークでは1-3からバルトリが凡ミスを犯して1-4としてしまい、クルベールが勢いに乗る。結局、最後はバルトリのバックハンドが長くなってクルベールがタイブレークを7-3で制すと、そのまま第1セットを先取する。
第2セットに入っても勢いを失わなかったクルベールは第2ゲームでフォアのクロスのエースを決め、2-0とリードを重ねる。
しかしその後、去年の全米オープンで準決勝まで進んでいるクルベールは5-3からサービスキープに失敗すると、バルトリが4ゲーム連取の猛攻で7-5と逆転に成功、第2セットを取り返す。
この時の心境についてクルベールは「少し緊張していました。」と振り返った。クルベールは第2セットで一時、5-2と大きくリードしていた。
勝負のファイナルセットでは再び気持ちを整理したクルベールが4-0と大きくリードを重ねる。バルトリは5-2から4本のマッチポイントをしのいで地元観客を沸かせたが、5本目のマッチポイントで力尽きた。
バルトリは「第3セットの最初でいくつか戦略ミスを犯してしまいました。それが敗退の原因です。」と打ち明けた。「第3セットの最初の4ゲームを連続して落としてしまいました。」
クルベールは今大会以前にトップ10選手を倒したことがなく、今回世界ランク3位のM・シャラポワ(ロシア)を準々決勝で、決勝で同7位のバルトリを下し、大きな飛躍を遂げた。これについてクルベールは「大きな意味を持っています。自信がつきましたし、自分のプレーがトップ10選手に通用することが分かりました。」と感想を話している。
クルベールによると、昨年の全米でベスト4入りしてから万事が好転し始めたとのこと。「準決勝まで進めたことでプレッシャーを感じることがなくなりました。自分のプレーに自信がつきました。精神的に少し成長したのです。また1年前よりもフィットネス度が少し高まっています。」
一方、地元の観客の期待にこたえることができなかったバルトリは、トロフィー贈呈式の際に涙を流していた。バルトリは「肉体的に非常に厳しい試合内容でした。激しい打ち合いでした。多くのエネルギーとアドレナリンを消費してしまいました。試合後は放心状態でした。」と心境を話していた。
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