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男子テニスのマスターズ・シリーズであるBNPパリバ・マスターズ(フランス/パリ、賞金総額275万ユーロ、ハード)は7日に開幕し、シングルス1回戦10試合が行われ、F・ベルダスコ(スペイン)がM・チリッチ(クロアチア)を3-6, 6-2, 6-3の逆転で下し2回戦進出を決めた。
世界ランク23位のベルダスコは、同18位のチリッチに第1セットでは1度もブレークポイントさえ握らせてもらえず、そのセットを奪われてしまう。しかし第2セット以降、サーブの調子を崩したチリッチに付け込んだベルダスコが反撃にでる。
チリッチはファーストサーブが第2セットでは41%、第3セットでも45%しか入らず、第2セットでは2度、第3セットでも1度のブレークをベルダスコに奪われてしまう。第2セット以降、しっかり立て直したベルダスコは、その後は1度もチリッチにブレークを許さず、1時間53分の逆転で初戦突破を果たした。
「去年よりコートが遅くなっている。このコートの方がショットを打つ準備がより出来るから好きだね。」とコンディションの違いを語るベルダスコ。「今季最後の大会だから、出来る限り良い形で終わりにしたい。最近は毎日2時間半ほどコートで練習をして1時間半から2時間くらいジムでトレーニングを積んでいるんだ。」とハードな練習を繰り返していることを明かした。
ベルダスコは2回戦で第5シードのT・ベルディフ(チェコ共和国)と対戦する。今大会はシード選手16名全員が1回戦を免除されているため、ベルディフは2回戦からの登場。
今季獲得ポイントの上位8選手しか出場権が与えられないツアー最終戦へ、残る3枚の切符を争う最後の大会であるこの大会。そのポイントレースで6位にいるのがベルディフで、同7位がJW・ツォンガ(フランス)、同8位がM・フィッシュ(アメリカ)、同9位がN・アルマグロ(スペイン)と続き、今大会でその切符を争う。
なお、同10位で今大会第12シードでエントリーしていたJ・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)は、右肩の怪我を理由に大会直前で欠場を表明した。その結果、最終戦への出場の可能性も無くなっていた。
今大会、第6シードでエントリーしているツォンガは、G・ガルシア=ロペス(スペイン)と、第7シードのフィッシュはF・マイヤー(ドイツ)と、第9シードのアルマグロはA・セッピ(イタリア)と、それぞれ2回戦で対戦する。
この日の1回戦で、ガルシア=ロペスはS・ヒラルド(コロンビア)を6-4, 1-6, 6-4のフルセットで、マイヤーはR・シュティエパネック(チェコ共和国)を7-5, 6-3で、セッピもN・ダビデンコ(ロシア)を7-6 (7-2), 7-5のストレートで下して2回戦へ駒を進めた。
第1セットでは1度もブレークポイントさえ握らせなかったガルシア=ロペスは、ヒラルドから1度ブレークを奪いそのセットを先取した。しかし第2セットでは2度のブレークをヒラルドに許しセットオールとされてしまう。勝敗を決める第3セットはブレーク合戦となったが、2度のブレークを奪われたガルシア=ロペスが逆に3度のブレークに成功し2時間14分でヒラルドを退けた。
第1セットは先にブレークを奪い5-4とリードしサービング・フォー・セットを迎えたマイヤーだったが、シュティエパネックにブレークされてしまう。しかし続く第11ゲームで再びブレークを奪ったマイヤーが、次のサービスゲームをラブゲームで締めくくり第1セットを先制した。
第2セットも序盤でブレークを奪い3-1とリードしたマイヤーだったが、シュティエパネックに3-3へと追い付かれてしまう。しかしそこから再び集中を増したマイヤーは3ゲームを連取し1時間20分のストレートで2回戦進出を決めた。
世界ランク22位のマイヤーはこの日の勝利で、USオープン以降11勝3敗と好調を続けている。USオープン直後のブカレストで優勝し、先月の上海マスターズの3回戦では世界ランク2位のR・ナダル(スペイン)を破る金星も飾っていた。
セッピは第1セットでいきなりダビデンコにブレークを許し1-4とリードされてしまう。しかしそこからブレークバックしタイブレークへと持ち込んだ。そのタイブレークでは終始リードしたセッピが第1セットを先取に成功。
第2セットでも先にブレークに成功したのはダビデンコだったが、セッピが終盤でブレークバックし5-5に追い付く。続くサーブをキープしてリードしたセッピは、第12ゲームでダビデンコにプレッシャーをかけ続けると、2本目のマッチポイントでダビデンコがダブルフォルトを犯しゲームセット。1時間47分でセッピが勝利した。
その他の1回戦の結果は以下の通り。
P・コールシュライバー(ドイツ) ○-× M・ヨージニ(ロシア), 6-4, 6-2
N・マウー(フランス) ○-× J・C・フェレーロ(スペイン), 6-2, 6-3
J・ベネトー(フランス) ○-× M・ラオニチ(カナダ), 6-7 (5-7), 7-6 (7-5), 6-4
A・マンナリノ(フランス) ○-× D・ツルスノフ(ロシア), 6-2, 6-2
K・アンダーソン(南アフリカ) ○-× G・ミュラー(ルクセンブルグ), 6-3, 4-6, 6-4
A・ボゴモロフJR(ロシア) ○-× T・ベルッチ(ブラジル), 4-6, 7-6 (7-4), 6-2
今大会の上位シードは、第1シードにN・ジョコビッチ(セルビア)、第2シードがA・マレー(英国)、第3シードにR・フェデラー(スイス)、第4シードがD・フェレール(スペイン)と続く。また世界ランク2位のR・ナダルは、今大会を欠場している。
なお、今大会には日本から錦織圭(日本)が出場している。当初、錦織は予選からの出場予定だったが、先週のスイス・インドアで決勝に進出、今大会の予選に出場できないために特別措置が適応され、本戦からの出場となった。8日に行われる1回戦で、予選を勝ち上がったS・スタコフスキ(ウクライナ)と対戦する。
今大会の優勝賞金は45万4000ユーロ。
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