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テニスのグランドスラムであるUSオープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード)は大会11日目の8日、男子シングルス4回戦が行われ、第21シードのA・ロディック(アメリカ)が第5シードのD・フェレール(スペイン)に6-3, 6-4, 3-6, 6-3で勝利、ベスト8に進出した。
本来なら火曜日にセンターコートで行われるはずだったこの試合は雨のために順延、水曜日にルイ・アームストロング・スタジアムで開始されるよう予定を変更されていたが、その水曜日は15分ほどプレーをしたところで中断となっていた。
そして木曜日、天気は回復して試合は再開されたものの、わずか2ゲームをプレーしたところでロディックがコートがまだ濡れていることを指摘、プレーの続行は危険ということで再び中断となった。
木曜日の午前に雨は止んだものの、コートサーフェスの下にはまだ水がたまっており、それが蒸発してコート表面に浮き出てきたのを見たロディックは、トーナメントレフェリーに13番コートへの移動を直訴すると、大会側もそれを受け入れ、1万人収容のアリーナコートから、500人ほどしか収容できないコートに移動となった。
そのことが発表されると、ファンたちは数少ない席を確保するために13番コートに押し寄せることとなった。
1999年のジュニア時代以来となる13番コートでの試合についてロディックは「雰囲気は最高だったよ。満員だったしね。大きなコートで4分の1しか人がいないコートよりも、小さくても満員のコートでの試合のほうが好きだね。」と、コートについてコメントしている。
また問題が浮かび上がったコートについて大会側は「状況が解決されるまで、ルイ・アームストロング・スタジアムで試合を行わない。」と発表した。
この日は2日連続で順延となっていたシングルス4回戦が全て行われており、第2シードのR・ナダル(スペイン)がG・ミュラー(ルクセンブルグ)を7-6 (7-1), 6-1, 6-2で、第4シードのA・マレー(英国)がD・ヤング(アメリカ)を6-2, 6-3, 6-3で、そして第28シードのJ・アイズナー(アメリカ)が第12シードのG・シモン(フランス)に7-6 (7-2), 3-6, 7-6 (7-2), 7-6 (7-4)で勝利、ようやくベスト8が出揃った。
3年ぶりのベスト8進出となったロディックは、準々決勝でディフェンディング・チャンピオンであるナダルと対戦する。
2003年のチャンピオンであるロディックは「今日みたいに、とても攻撃的なプレーをする必要があるでしょう。彼は歴史上で最高の選手の一人。だから、最低でも今日のプレーを繰り返す必要があります。」と、ナダル戦への抱負を語っている。
雨の影響で2日間もスケジュールにずれが生じたため、ボトムハーフの選手達は厳しいスケジュールを強いられることとなった。
このことについてナダルは「フェアではない。だけど、仕方のないことです。」とコメント。さらに「問題はトーナメントに対する十分な影響力を僕達が持っていないことです。すぐにでも変えなくてはなりません。」と、問題を提起している。
今大会の優勝賞金は180万ドル。
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