男子テニスのマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)は日本時間26日、シングルス4回戦が行われ、第4シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)が第15シードの
L・ムセッティ(イタリア)を6-2, 6-2のストレートで破り、2016年以来9年ぶり8度目のベスト8進出を果たした。この試合ではジョコビッチのコーチングボックスにコーチの
A・マレー(イギリス)に加えて、
J・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)も座った。
>>【動画】コーチングボックスにマレー&デルポ!ジョコビッチを見守る<<>>ジョコビッチvsコルダ 1ポイント速報<<>>ズベレフ、ジョコビッチらマイアミOP組み合わせ<<37歳で世界ランク5位のジョコビッチは同大会で、元世界ランク1位の
A・アガシ(アメリカ)と並び歴代最多タイの6度の優勝を誇っており、今大会は歴代単独最多7度目のトロフィー獲得を狙っている。今大会は初戦の2回戦で世界ランク86位の
R・ヒジカタ(オーストラリア)、3回戦で同65位の
C・カラベリ(アルゼンチン)をいずれもストレートで下しての勝ち上がり。
4回戦、ジョコビッチは先にブレークを許しゲームカウント0-2と追いかける展開となるが、そこから3度のブレークを奪い逆転。6ゲームを連取して先行する。
第2セットでは第2ゲームでラリー戦を制し先にブレークに成功。その後は盤石のサービスゲームを披露したジョコビッチは、ドロップショットなども織り交ぜムセッティに反撃を許すことなく、1時間23分で勝利した。
この試合にはコーチを務めるマレーの後ろにデル=ポトロが着席。さらに客席には女子テニスで元世界ランク1位の
S・ウィリアムズ(アメリカ)もおり、観戦していた。
男子プロテニス協会のATP公式サイトにはジョコビッチのコメントが掲載されている。
「デルポは長年の友人であり、ライバルでもある。彼がボックスに来てくれたのは初めてだったから、本当に彼に感謝したいよ。あと、セリーナには驚かされた。僕は知らなかったんだ」
「実は、ダウンザラインのショットを打ったとき、彼女(セリーナ)を指さして『どう?』って聞いたんだ。セリーナは『大丈夫』って言ってくれた。彼女が合格点をくれるんだったら他の観客の基準でも『すごい』ってなるよね(笑)」
準々決勝では第24シードの
S・コルダ(アメリカ)と対戦する。コルダは4回戦で世界ランク46位の
G・モンフィス(フランス)をフルセットで下しての勝ち上がり。
同日には第3シードの
T・フリッツ(アメリカ)、第14シードの
G・ディミトロフ(ブルガリア)や第23シードの
F・セルンドロ(アルゼンチン)、第29世界ランク54位の
J・メンシク(チェコ)らが8強入りしている。
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