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男子テニスツアーのAEGON選手権(英国/ロンドン、賞金総額69万4250ユーロ、芝)は10日、シングルス準々決勝4試合が行われ、第5シードのJW・ツォンガ(フランス)が第1シードのR・ナダル(スペイン)に6-7 (3-7), 6-4, 6-1とフルセットの逆転で勝利、ベスト4に進出する波乱が起きた。
開始から2ポイントをプレーしただけで雨による中断を余儀なくされたこの試合、第1セットはお互いにブレークチャンスを生かすことなくタイブレークに突入する。タイブレークでは、ナダルが最後の5ポイントを連取、セットを先取する。
第2セットでは序盤でお互いにブレークに成功すると、第9ゲームで2度目のブレークに成功したツォンガがナダルをリードすると、そのまま第10ゲームをキープしてセットオールに追いつく。
第3セットに入ると、第1ゲームのゲームポイントでナダルがフォアハンドのボレーでミスを犯すと、ツォンガがブレークに成功する。その後はツォンガがさらに2度のブレークに成功、2時間2分で準決勝進出を決めた。
試合を通して普段ではないようなミスを何本か犯していたナダルは、この敗戦によって、ウィンブルドンに向けて休養をとることが可能となる。全仏オープンでタイトルを獲得していたナダルは、休む間もなく今大会に出場していた。
「第2セットを失った後、集中力をなくしてしまった。ネガティブなことは負けたこと。良いことは何日か休みが取れることです。毎日、プレッシャーの中でプレーしているから、少しリラックスできるね。」と語ったナダルは、自宅に戻りウィンブルドンへの準備を整える予定だ。
試合を通し25本ものサービスエースを決めたツォンガは、J・ワード(英国)と準決勝で対戦する。
前日に開始されたものの、日没のために中断されていた3回戦で第13シードのS・クエリー(アメリカ)から3-6, 6-3, 6-4で勝利していたワードは、A・マンナリノ(フランス)を6-2, 6-7 (14-16), 6-4で破り、ベスト4進出を決めている。
もう一方の準決勝では、第2シードのA・マレー(英国)と第3シードのA・ロディック(アメリカ)が対戦する。
今大会で4度の優勝を誇るロディックは、第7シードのF・ベルダスコ(スペイン)を6-2, 6-2のストレートで下し、準決勝に駒を進めている。
一方のマレーは、第8シードのM・チリッチ(クロアチア)と対戦する予定であったが、チリッチが試合前に棄権したため、不戦勝でのベスト4進出となった。
今大会の優勝賞金は7万7500ユーロ。
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