女子テニスツアーのDFSクラシック(イギリス/バーミンガム、賞金総額20万ドル、ティア3、芝)は日曜日に決勝を行い、第12シードのK・ボンダレンコ(ウクライナ)が18歳の新鋭Y・ウィックマイヤー(ベルギー)を7-6(9-7), 3-6, 7-6(7-4)で振り切り、見事WTAツアー初優勝を飾った。試合時間は2時間48分だった。
J・エナン(ベルギー)の突然の引退によりベルギーのトップ選手となったウィックマイヤーは、第2セットの第2ゲームで右膝を怪我し、それ以降、本来の動きを見せることができなかった。
自国では「ベルギーのシャラポワ」と呼ばれるウィックマイヤーは、強烈なサーブでポイントを稼いだが、9本のダブルフォルトが尾を引いた。
一方のボンダレンコは、2004年のウィンブルドン・ジュニア決勝でA・イバノビッチ(セルビア)を下して優勝、今年の全豪は姉のA・ボンダレンコ(ウクライナ)と組んでダブルスで優勝しているが、シングルスではツアーで準決勝以上に残ったことがなかった。
第1セットは両者ともにサービスブレークがないままタイブレークに突入。大事なポイントを奪ったボンダレンコが第1セットをものにした。
第2セットは打って変わってブレーク合戦に。ようやく第4ゲームをキープしたウィックマイヤーが3-1とリードを重ねる。膝の治療を受けながらもブレークを重ね、第2セットを奪うと、試合はファイナルセットに入る。
ファイナルセットもブレーク合戦となり、最初の6ゲームのうち4ゲームがブレークされる。試合はそのままタイブレークに入り、互角の勝負を続けるが、最後はウィックマイヤーがフォアハンドをネットにかけ、試合に終止符が打たれた。
試合後、ボンダレンコは「彼女(ウィックマイヤー)を常に振り回すようにしたの。それでも彼女の動きはよかった。相手が怪我をしているとやりにくいけど、集中を続けるように努力したわ。」と話した。
ボンダレンコは優勝賞金3万1000ドルを手に、生涯思い出となるであろうこの大会を後にした。