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今年のウィンブルドンで予想外の快進撃を見せ、準優勝をおさめたM・バルトリ(フランス)が、来年2月のフェドカップに出場しない場合、8月に行われる北京オリンピックの選考から外される可能性があると伝えられた。
北京オリンピック出場には、来年6月9日付けの世界ランキングが採用されるが、国際テニス連盟(ITF)は国別対抗戦のフェドカップ(女子)、デビスカップ(男子)への代表として参加を条件としている。
フランスは来年2月に行われるワールドグループIの1回戦で中国と対戦するが、現在のフランス国内1位のバルトリは全豪オープン直後のスケジュールに合わないとして、出場に難色を示している。
フェド杯フランス代表監督のジョルジュ・ゴバンは北京にもバルトリを選出するつもりだが、関係者によると「バルトリがフェド杯代表を拒否した場合、自身でオリンピック参加の権利を失うことになる。代表に彼女が必要かどうか判断するのは監督だが、今の彼女は国内1位という立場だ。」とのこと。
前フランストップ選手で元世界1位のA・モレスモ(フランス)は2007年は怪我続きで、ランキングも18位まで下降させている。モレスモもバルトリ同様、2月のフェド杯への参加には後ろ向きだが、昨年のフェドカップを戦っているためオリンピックへの参加資格を持っている。
バルトリは今年大躍進を果たし、年間ランキングを自己最高の10位で終えている。オリンピックでメダルを獲得するためには、フェドカップで代表になるしかない。
他国では、オリンピック出場をにらんだ選手が今年のフェドカップに参戦しており、日本の杉山愛(日本)が森田あゆみ(日本)とでダブルスを組んだり、M・シャラポワ(ロシア)が決勝のベンチに入ったりしている。
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