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(アメリカ、カリフォルニア州ロサンゼルス)
イースト・ウェスト・バンク・クラシック(賞金総額60万ドル、ハード)は12日、シングルス決勝を行い、第3シードのA・イバノビッチ(セルビア)が第4シードのN・ペトロワ(ロシア)に7-5, 6-4で勝利し、見事今季2勝目をあげ、優勝賞金8万8千260ドルを手にした。
ウィンブルドン準決勝でV・ウィリアムズ(アメリカ)に敗れて以来の大会参加だったイバノビッチは、今大会の5試合でわずか1セットしか落とさない好調を維持。ツアー優勝は5月のベルリン以来で、これで2005年のキャンベラ、2006年のモントリオールとあわせ、自身4度目のツアー優勝となった。
今週発表のランキングで4位に上昇する見込みのイバノビッチは、日曜日の決勝では危なげない試合運びを展開し、第1セットはフォアハンド・ウィナーで締めくくった。
第2セットでは、第5ゲームでペトロワのサービスゲームをブレークすると、第12ゲームでは得意のフォアハンドの強打で40-0とすると、最後はエースで締めくくった。
イバノビッチはペトロワとの対戦成績を4勝2敗とした。
ペトロワは準決勝で、M・シャラポワ(ロシア)が足の痛みを訴えて棄権したために、不戦勝で勝ち上がっていた。
イバノビッチは、モントリオールで行われた男子マスターズ・シリーズで優勝したN・ジョコビッチ(セルビア)とともに、今週のテニス界にセルビア旋風を巻き起こした。
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