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(イギリス、バーミンガム)
ウィンブルドン前哨戦のDFSクラシック(賞金総額20万ドル、ティア3、芝)は17日、シングルス決勝を行い、第2シードのJ・ヤンコビッチ(セルビア)が4-6, 6-3, 7-5で第1シードのM・シャラポワ(ロシア)を下し、同大会初優勝を飾った。
今大会では度重なる雨天順延が発生し、ヤンコビッチとシャラポワは決勝の前にそれぞれ準決勝を戦っていた。ヤンコビッチは6-2, 7-5でM・サンタンジェロ(イタリア)を、シャラポワは7-5, 6-0でM・バルトリ(フランス)を下した。このシャラポワの準決勝の試合中、臨時設営されたスタンドで観客が倒れ、ヘリコプターで病院へ搬送されるというハプニングが起こったが、シャラポワは集中力を失わず、バルトリの4-5でリードを挽回して、9ゲーム連取で決勝進出を決めた。
決勝では、今大会を「第2の故郷」と呼ぶシャラポワが2004年と2005年に続く3度目の優勝に目前に迫ったが、ファイナルセットでリードを守りきれず、ヤンコビッチが逆転優勝を決めた。
第1セットは一進一退の攻防だった。ヤンコビッチが第5ゲームをダブルフォルトで落としたかと思えば、すぐさまブレークバック。第7ゲームでは、シャラポワが再度ヤンコビッチのサービスをブレークし、グランティング(うなり声)とともに、見事なドロップショットとラインぎりぎりのロブなど絶妙なショットを決めて、第1セットを先取した。
第2セット序盤はブレーク合戦となるが、シャラポワが簡単なボレーをミスして、ブレイクチャンスを逃すと、今度はヤンコビッチが第2セットを奪い返した。
ファイナルセットに入ると、集中力を取り戻したシャラポワが3ゲーム連取でリードを重ねるが、第4ゲームをラブゲームで失い、第5ゲームでトリプルブレイクポイントを決めきれず、流れはヤンコビッチの手に。最後はヤンコビッチがサービスゲームをキープして、激戦に終止符を打った。
ヤンコビッチとシャラポワは2年前の決勝で対戦し、シャラポワが勝って優勝しており、ヤンコビッチはその雪辱を果たした形となった。フロリダを拠点とする22歳のヤンコビッチはこれでオークランド、チャールストン、ローマに続く今季4勝目。シャラポワは今季まだ優勝がなく、肩に故障を抱えていることもあり25日から始まるウィンブルドン制覇に不安が残る。
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