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（イギリス、バーミンガム）

ウィンブルドン前哨戦として行われているＤＦＳクラシック（賞金総額２０万ドル、ティア３）は、雨天のため木曜日に予定されていたシングルス８試合が全て順延となり、登場予定だったトップシードのＭ・シャラポワ（ロシア）らは予期せぬ休日となった。

肩の故障を抱えて全仏オープンに臨んだシャラポワは、第２シードとして順当に勝ち上がったものの、怪我の影響でサーブに苦しみ準決勝で敗戦する結果に終わった。今大会では、火曜日の２回戦でＬ・オスターロウ（アメリカ）を6-4, 6-0で下すなど、怪我を感じさせないプレーを見せており、この日は１６歳で急成長中のＴ・パスゼック（オーストリア）と準々決勝進出をかけて３回戦を行う予定だった。パスゼックは水曜日の２回戦では第１３シードのＭ・トゥ（アメリカ）を下していた。

杉山愛（日本）との日本人対決を制した森田あゆみ（日本）は、Ｅ・リホフツェーワ（ロシア）との３回戦を行う予定だったが明日へと順延になった。森田は先週、イギリスのサービトンでのサーキットで準優勝を上げ、その直後から今大会予選入るなど、連戦が続いていたため嬉しい休養となったはずだ。

その他、第２シードのＪ・ヤンコビッチ（セルビア）、第３シードのＤ・ハンチュコバ（スロバキア）、第４シードのＮ・リー（中国）の試合も順延となった。今季４勝目を目指すヤンコビッチは、第１６シードのＭ・キリレンコ（ロシア）と対戦する。

今大会の優勝賞金は２万８千６５０ドル。