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(カナダ、トロント)
R・フェデラー(スイス)、R・ナダル(スペイン)らトップ選手が揃って参戦している、トロント・テニス・マスターズ(別称:ロジャース・カップ、賞金総額245万ドル)は大会初日の月曜日に1回戦が行われ、第3シードのD・ナルバンディアン(アルゼンチン)が予選あがりのD・サングイネッティ(イタリア)に1-6, 2-6で完敗する波乱がおきた。ナルバンディアンは昨年のUSオープンでもサングイネッティと対戦したが、その時は1セットダウンから挽回し勝利していた。
ナルバンディアンはウィンブルドン以来の試合ということもあってか、明らかにベストな状態からは程遠い出来で、ファーストサーブからのポイント獲得率も僅か42パーセントという散々たる内容だった。「頭痛がしたし、微熱もあった。良いプレーをしようと最後まで頑張ったけれど駄目だった。昨晩から頭痛が酷く、予兆はあったんだ。今朝、目が覚めてからも状態は一向によくならず、トライしたけど結局状態は最後まで変わらなかった。」と落胆していた。
世界1位のフェデラーと、同2位のナダルは火曜日に登場する予定。今大会での両者の成績だが、フェデラーは2年前にA・ロディック(アメリカ)を下し優勝。一方のナダルは、フェデラーが欠場した昨年、A・アガシ(アメリカ)を下してこちらも優勝している。今季ハードコート28勝1敗を誇るフェデラーの初戦の相手はP・H・マチュー(フランス)。同じドローの山には、2週前のロサンゼルス大会を制した第16シードのT・ハース(ドイツ)、先週のソポットの大会で優勝した第6シードのN・ダビデンコ(ロシア)、元世界1位で第11シードのL・ヒューイット(オーストラリア)らが顔をそろえる。一方、ナダルの初戦の相手はN・マス(チリ)で、同じドローの山には、第13シードのT・ベルディフ(チェコ共和国)、第5シードのJ・ブレーク(アメリカ)、第17シードのR・ジネプリ(アメリカ)、R・ガスケ(フランス)らがいる。
米国期待のブレークは先週の大会でM・サフィン(ロシア)に敗れ、上位進出を阻まれたものの、今週はUSオープンに向け巻き返しを図りたいところ。この日行われた1回戦では、6-4, 6-1のストレートでP・ベスターに完勝するなど好調だった。A・ロディック、A・アガシらは欠場としたものの、この大会にはトップ20選手のうち実に17選手がエントリーするなどグランドスラムさながらのタフな大会となっている。
注目選手の一人、第7シードのロブレドは、順当に勝ちあがれば準々決勝で第4シードのI・リュビチッチ(クロアチア)と顔を合わせるが、まず1回戦でサフィンとの対戦が待っている。リュビチッチは、月曜日に行われた初戦でN・アルマグロ(スペイン)を7-5, 6-1で倒しており、2回戦ではA・マルティン(スペイン)とA・クレマン(フランス)の勝者と対戦する。
大会初日に試合を行ったその他のシード勢では、第15シードのF・ゴンサレス(チリ)がR・ソデルリング(スウェーデン)に6-3, 4-6, 6-2で勝利。ゴンザレスは2回戦でP・ゴールドスタイン(アメリカ)とJ・C・フェレーロ(スペイン)の勝者と対戦する。またベルディフもD・ネスター(カナダ)に6-4, 7-5で勝利し2回戦に駒を進めている。シード勢で姿を消したのは、全豪オープン準優勝、ウィンブルドンベスト4のM・バグダティス(キプロス)で、J・ベネトー(フランス)に7-5, 2-6, 3-6で屈した。バグダティスは対ベネトー2連敗となった。英国勢ではG・ルゼッドスキ(英国)とT・ヘンマン(英国)の2人が登場したが、こちらは明暗が分かれた。カナダ生まれで昨年ベスト4まで勝ち進んだルゼッドスキは、M・ヨージニ(ロシア)に4-6, 2-6で敗れ、一方のヘンマンは、今季ウィンブルドンベスト4のJ・ビョークマン(スウェーデン)に6-2, 6-3で快勝した。ヘンマンは2回戦でA・マレー(英国)と対戦する。
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