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Vol.28 実戦想定球出しメニュー 上巻

トッププロの練習メニューに取り組む前に試合さながらの練習環境を設定するには

自分だけのストライクゾーン

トップ選手はみな、勝ちパターンを持っている。ここにボールが来たら、かならず相手を追い込めるという「自分だけのストライクゾーン」がある。とはいえ「決める」ボールばかりを打っているわけではない。「作る」ボールも織り交ぜて組み立てているのが一般的だ。試合では「決める」ボールの派手さばかりが目立つが、そのひとつ前、ふたつ前のショットには、地味だが堅実な「作る」ボールがかならず存在する。

実践を想定したパターン

彼らトップ選手は、こうした「作る」ボールと「決める」ボールのパターン練習を徹底的に行なう。試合さながらに、実戦を想定して繰り返しボールを打つのだ。そして、たとえばフェデラーにはフェデラーの、そしてナダルにはナダルの独自のパターンがある。選手によってその内容は異なるが、自分がもっとも得意とするショットをベースにしている点では同じだ。今回の特集では、彼らトップ選手のそうしたパターン練習の内容をつぶさに紹介。その効果や目的(写真参照)はもちろん、コーチの球出しコースやタイミングなども併せて説明する。

やみくもな練習は意味がない

ただトッププロの練習に取り組む前に、了解しておいてほしいことがある。練習では心理的にある程度負荷をかける必要があり、そうでないとスキルと同時にメンタルの強化にもつながらない。つまり試合のつもりで練習するためには、その前提としての環境設定が必要なのだ。これを意識せず、ただやみくもにボールを打っても(たとえターゲットを設置していても)あまり意味がない。以下にその環境設定の手順や方法を記している。トッププロの練習メニューを生かすためにも、ぜひ承知しておいてほしい。

トッププロの練習メニューに取り組む前に試合さながらの練習環境を設定するには

パイロンの置き位置
1.コーナーから50cm四方の角(サービス以外)
2.コーナーから10〜20cm(1st サービス:デュースサイド)
3.コーナーから30cm(2nd サービス:アドサイド)
的としてのパイロンの置き場所には工夫が必要。コートのコーナーに置くよりも、多少、幅を持たせたほうが現実的な練習となる。目安は50cm程度の四方の角。ただし1stサービスはもっとシビアにしてもいい。10〜20cmが目安だ。2ndの場合はラケットを振り切ることが大切なので、1stよりは幅を持たせ30cmぐらいでもかまわない
球出し練習の手順
1.決めたコースを狙う
2.的(パイロン)を狙う
3.的当て(コース内)の確率を高める
まずは大雑把にコースを狙う練習から入るのが鉄則。クロス、逆クロス、ダウン・ザ・ラインなどだ。以後、ピンポイントで的(パイロン)を狙い、その的当ての確率を高めるなどして、徐々にハードルを高くしていく。的当ての練習がもっとも試合に近い状況だ
*パイロン:工事現場などで使われるコーン状の目印
的当て率の目安
的当て率の目安 1.10球のうち3球
2.10球のうち5球
3.10球のうち7球
10球のうち、何球的に当たるかというメニュー。もちろん少ないよりは多いほうがベターだが、単に数字だけで判断できるわけでもない。「1球当てたが9球が大外れ」のケースより「1球も当たらなくても、5から6球がおしい」というケースのほうが試合では使える。どんなショットでも、7球入れば上級者だ
2ndサービスの特別メニュー
2ndサービスの特別メニュー 1.連続5球。成功したら逆サイド
2.連続7球。成功したら逆サイド
3.連続10球。成功したら逆サイド
2ndサーブだけは特殊で「10球のうち何球か」ではなく、「連続何球成功するか」という練習が適している。ショットの性格上、アットランダムな確率ではなく、入れたいときに入れるだけの技術が求められる。ミスができない状況設定が2ndサーブの場合には必要だ
的当て練習の鉄則
1.かならずラケットを振り切る
2.ショットのクオリティを落とさない
3.1球終わるごとに現状をコール
条件を設けた練習、とくに的当て系のメニューではつい「入れに行く」ショットになりがち。しかしそれでは意味がない。最低限、ラケットをしっかりと振り切る意識が大切で、かつできるだけショットのクオリティも落とさないよう心がけたい。コーチはその見極めも求められる。5-2、6-2など1球ごとに球出しと当てた数をコールし、選手にプレッシャーをかけることも必要だ
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(テニスジャーナル 2005年8月号)
© SKI Journal Publisher Inc.

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