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SPECIAL COLUMNS

Vol.8 逆をつくサービス・コンビネーション

「いいサーブを打とう」ではまだまだ中級者。

試合中、ポイントをとるためにサーブに必要なこととは何だろうか。まず第一に考えられるのは「リラックス」だろうか。いくらテクニックを持っていても、身体が硬くなっていてはそれを発揮できないからだ。サーブは自分のタイミングで打てるだけに、「リラックス」はとく重要なのだ。

そのほかには「運動連鎖」や「パワー」ももちろん欠かせない要素として考えられる。ただ、テニスは相手のある競技。得点できるかどうかは、自分だけの問題ではない。そこでは、相手との「駆け引き」もかなり重要なポイントとなる。「駆け引き」とは、相手の次のショットを読んだり、あるいはその逆をつくという心理戦のことだ。

サーブを打つ前に、もしあなたが「いいサーブを打とう」としかイメージしていないなら、あなたはまだ愛好家の中でも中級レベルといえるかもしれない。というのは、上級者やプロの場合はそんなことはとんど考えていないからだ。

「いかに相手の逆をつくか」が上級者の思考
プロはそれしか頭にない。なぜか?

次のサーブでいかに相手の逆をつくか。彼らはその一点に全神経を研ぎ澄ましている。いくら威力のあるサーブを打っても、相手に読まれていたらほとんど効果はない。威力を追い求めるよりも、ヤマを外すことに全精力を注ぐ。彼らにとってサーブの生命線は、まさにそこにあるといえる。

相手の読みやヤマを外すためにトッププロが行なっているのが「だましのテクニック」。同じトスから球種やコースを打ち分けて、リターンを絞らせない。その第一人者が、先の全米で引退を決意したサンプラス。トスを上げてからコーチが打つコースを指定するという彼の特異な練習法は有名な話。つまりサンプラスは、どこにトスが上がっても、それを左右に球種を変えて打ち分けることができたわけだ(サンプラスの連続参照以下同)。かつて彼が世界一のサーバーといわれた所以は、ここにある。

サンプラスほど徹底できるのはプロの中でもそれほど多くはないが、スピンサーブのトスを上げてフラットサーブを打ったり、スライスサーブを打つという「駆け引き」と、それを読む心理的な能力、実行するための「だましのテクニック」は、プロにとっては不可欠な要素だ。

ただ愛好家にとっては、サンプラスはもちろん、標準的なプロの真似をすることすら、おそらくむずかしい。そうした「だましのテクニック」は、おおむね肉体的な強さが前提条件となっているからだ(下のモヤの連続)。
彼らはたいていの場合、トスを左に上げて、さまざまなサーブを打ち分ける。左に上げるということは、身体を弓なりにするということ。それを1試合持続させるだけでも相当な肉体的負担だが、さらに打ち分けるという作業の上積みがある。愛好家にとって「だましのテクニック」が高きハードルなのは、それが理由だ。

とはいえ、肉体的な負担の少ない打ち分け方もある。体幹部に恵まれていない男子や筋力的に強くない女子のプロが、採用している方法だ。これならば愛好家でも実践できるはず。次のページではそれを紹介しよう。
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(テニスジャーナル 2003年12月号)
© SKI Journal Publisher Inc.

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