女子テニス協会のWTAは23日に公式サイトを更新し、2025年シーズンに世界ランキングでトップ10に入る可能性のある7名の選手を紹介。そのうちの1人に世界ランク58位の
大坂なおみの名前が挙げられた。
>>【総選挙!みんなで選ぼう!思い出の試合】ランキング一覧はこちら<<現在27歳で元世界ランク1位の大坂は、2022年末にツアーを離れ、2023年に娘を出産。
今季から復帰を果たすと、カタール・トータルエナジー・オープン(カタール/ドーハ、ハード、WTA1000)とリベマ・オープン(オランダ/スヘルトーヘンボス、芝、WTA250)でベスト8に進出。BNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、WTA1000)とチャイナ・オープン(中国/北京、ハード、WTA1000)では16強入りするなど、安定した成績を残した。
また、全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)2回戦では、当時世界ランク1位の
I・シフィオンテク(ポーランド)を相手に敗れたものの、ファイナルセットまで持ち込みマッチポイントを握る健闘をみせた。
シーズン終盤は腰と腹筋の負傷により欠場となったものの、世界ランキングなしからスタートした今シーズンを世界ランク58位まで大きく上げ終えた。
こうした大坂の活躍に、元世界ランク1位の
M・ナブラチロワ(アメリカ)と同3位の
P・シュライバー(アメリカ)は次のようにコメントしている。
ナブラチロワ:「彼女には確かな才能があります。グランドスラム4回優勝という実績は文句のつけようがありません。特に大坂は、オフシーズンをフルに活用してトレーニングを積んだ後にどんなプレーを見せてくれるのか、とても気になります」
シュライバー:「大坂はいつも見ていて興味深い選手です。ポテンシャルがあるのは間違いないので、全盛期を思い起こさせるような活躍をまた見せてくれることを期待しています」
また大坂以外では世界ランク12位の
P・バドサ(スペイン)、同13位の
D・シュナイデル、同16位の
M・アンドレーワ、同18位の
M・コスチュク(ウクライナ)、同19位の
D・ベキッチ(クロアチア)、同57位の
E・ラドゥカヌ(イギリス)の名前が挙げられた。
なお大坂は開幕戦であるASBクラシック(ニュージーランド/オークランド、ハード、WTA250)で2025年シーズンをスタートさせる。
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