男子テニスの湘南美容クリニック Presents「SBC ドリームテニスツアー ファイナル」(東京/有明、室内ハード)は22日、シングルス決勝が行われ、第5シードの
中川直樹が第4シードの
綿貫陽介を0-4, 4-3 (7-3), [10-2]の逆転で下し優勝を飾った。
>>【総選挙!みんなで選ぼう!思い出の試合】ランキング一覧はこちら<<2022年に第1回が、2023年に第2回が開催された同大会。「ツアー ファイナル」の優勝賞金は男女ともに1,000万円、準優勝で300万円となっており、2日間で行われる同大会の賞金総額は3,260万円という高額な賞金も含め注目を集めている。
試合はショートセット形式(3-3タイブレーク)で行われ、ファイナルセットは10ポイントマッチタイブレークで争われる。
21日に4名ずつ4グループの予選ラウンドロビンが行われ、各グループの1位と2位が22日の決勝トーナメントに進出した。
昨年大会では準優勝となっていた28歳の中川は、前日に行われた予選ラウンドロビンAグループを2勝1敗の2位で通過。この日行われた準々決勝では第8シードの
望月勇希、準決勝ではワイルドカード(主催者推薦)で出場した
片山翔を下し決勝に駒を進めた。
綿貫との顔合わせとなった決勝の第1セット、中川は2度のブレークを許し1ゲームも奪えず先行される。
続く第2セットは両者ともにキープを続けタイブレークに突入。このタイブレークを中川がものにし、1セットオールに追いつかれる。
迎えた10ポイントマッチのタイブレークで争われるファイナルセット、中川は3ポイント目から一気に6ポイント連取に成功し綿貫を突き放すと、このリードを守り切り、昨年の雪辱を果たす優勝を決めた。
試合後、中川は喜びを語った。
「めちゃくちゃ嬉しいです。去年のこの大会の決勝で0-4, 1-4で負けたので、0-4になったときはまたかと思いました。何をやっているんだと思いながら去年の反省を活かして、できることを1本1本やろうという結果がこういうふうに勝ちに繋がったので嬉しいです」
「来年はグランドスラムを目指しています。来年の最初の半年はランキングが落ちることがないので、グランドスラムに行くチャンスだと思っています。(賞金は)遠征費やコーチ、トレーナーにしっかり使って活かしていきたいです」
なお、準優勝の綿貫には300万円が、3位決定戦で西岡の棄権により不戦勝となった片山には100万円が贈られた。
【賞金】
優勝 1,000万円
準優勝 300万円
3位 100万円
4位 50万円
ベスト8 25万円
ベスト16 10万円
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