男子テニスのエキシビションマッチ ザ・シックスキングススラム(サウジアラビア/リヤド、室内ハード)は19日、3位決定戦が行われ、世界ランク4位の
N・ジョコビッチ(セルビア)が今季での引退を表明している元世界ランク1位の
R・ナダル(スペイン)を6-2, 7-6 (7-5)のストレートで下し3位となった。
>>【動画】ナダルとジョコビッチ、熱い抱擁を交わした感動のシーン<<>>錦織 圭vsドレイパー 1ポイント速報<<>>錦織 圭、ティーム、ズベレフら エルステ・バンクOP組合せ<<ザ・シックスキングススラムは世界ランク1位の
J・シナー(イタリア)、同2位の
C・アルカラス(スペイン)、同4位のジョコビッチ、同5位の
D・メドベージェフ、同14位の
H・ルーネ(デンマーク)、そして元世界ランク1位で今シーズンでの現役引退を表明しているナダルの6名が出場するエキシビションマッチ。
17日に行われた準決勝でジョコビッチはシナーに、ナダルはアルカラスに敗れこの日の3位決定戦に登場した。
ナダルは今月10日に11月19日に開幕する国別対抗戦 デビスカップファイナルズ ファイナル8(スペイン/マラガ、室内ハード)をもって現役を引退すると発表している。
長年テニス界を牽引してきたジョコビッチとナダルは公式戦で通算60度対戦しており、ジョコビッチから31勝29敗となっている。
ジョコビッチは国別対抗戦 デビスカップファイナルズ ファイナル8に出場しないため、エキシビションマッチではあるものの、現役選手としての両者の対戦はこれが最後になる可能性が高い。
迎えた3位決定戦の第1セット、このセットはジョコビッチがファーストサービス時に92パーセントの確率でポイントを獲得しナダルにブレークポイントを1度も与えず、リターンゲームでは2度のブレークを奪い先行する。
続く第2セット、両者1度ずつブレークを奪い合い迎えた第9ゲームでジョコビッチが2度目のブレークに成功し第10ゲームでサービング・フォー・ザ・マッチを迎える。このゲームでジョコビッチは1度のマッチポイントを握るも、この土壇場の場面でナダルがフォアハンドのウィナーを決めマッチポイントをセーブ。意地を見せたナダルがこのゲームでブレークバックを果たし、勝負はタイブレークにもつれ込む。
タイブレークでは一進一退の攻防が続いたものの、先にジョコビッチが6-5としマッチポイントを迎えると、最後はラリー戦の末にナダルがフォアハンドをネットにかけジョコビッチが勝利を飾った。
試合終了後、両者は晴れやかな表情で熱い抱擁を交わした。
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