男子テニスのゴーネット・ジュネーブ・オープン(スイス/ジュネーブ、レッドクレー、ATP250)は22日、シングルス2回戦が行われ、第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)が世界ランク85位の
Y・ハンフマン(ドイツ)を6-3, 6-3のストレートで破り、初戦突破を果たすとともにベスト8進出を決めた。また、ジョコビッチはこの試合でマッチ通算1100勝を達成。歴代では
J・コナーズ(アメリカ)、
R・フェデラー(スイス)に続く3番目の記録となった。
>>【動画】ジョコビッチ 誕生日ケーキをボールキッズたちと食べる<<>>ジョコビッチ、ルードらゴーネット・ジュネーブOP組合せ<<上位4シードが1回戦免除のため、この試合が初戦となったジョコビッチ。次週には連覇のかかる全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)が控えているが、今季はマッチ12勝5敗で獲得タイトルは0とジョコビッチにしては苦戦中。そのため、調子を上げるための今大会出場となった。
この試合、ジョコビッチは3本のサービスエースを決める傍ら2本のダブルフォルトを記録。ファーストサービスが入ったときのポイント獲得率は71パーセントだったが、ハンフマンには計11度ものブレークポイントを握られた。それでもブレークを1度に抑えるとリターンゲームでは4度のブレークに成功し1時間29分で勝利。22日に37歳の誕生日を迎えて以降初白星をあげた。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトにジョコビッチのコメントを掲載し「勝利の鍵となったのは今日が誕生日ということだよ(笑)。家族も応援に来てくれて、この大会に初めて出場できてうれしいね。僕は人生のほとんどを叔母、叔父、2人のいとこと一緒に過ごした。最近はあまり会う機会がなかったから、本当にうれしい。コート上だけでなく、コート外でも充実した時間を過ごせているよ」と語った。
この勝利でジョコビッチはツアーでのマッチ勝利数を1100とした。1968年のオープン化以降ではコナーズの1274勝、フェデラーの1251勝に続き歴代3位となっている。
勝利したジョコビッチは準々決勝で第8シードの
T・フリークスポール(オランダ)か世界ランク123位の
D・シャポバロフ(カナダ)のどちらかと対戦する。
同日には第2シードの
C・ルード(ノルウェー)や第5シードの
S・バエス(アルゼンチン)らが8強へ駒を進めた一方、第3シードの
T・フリッツ(アメリカ)は19歳で世界ランク65位の
A・ミケルセン(アメリカ)にフルセットで屈し敗れ、2回戦で姿を消している。
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