男子テニスのレーバーカップ2024(ドイツ/ベルリン、室内ハード)は22日に公式サイトを更新し、チーム・ヨーロッパに元世界ランク1位の
R・ナダル(スペイン)が参加することを発表した。
>>シナー、アルカラス、西岡 良仁、ダニエル 太郎らマドリッドOP組合せ<<>>大坂 なおみ、日比野 菜緒、シフィオンテクらマドリッドOP組合せ<<レーバーカップは
B・ボルグ(スウェーデン)率いるチーム・ヨーロッパと
J・マッケンロー(アメリカ)率いるチーム・ワールドに選出された各6選手が単複で3日間かけて対戦する団体戦。毎日4試合が行われ、1勝するごとに初日は1ポイント、2日目は2ポイント、最終日は3ポイントを獲得する仕組みで勝敗を決める。
過去6度行われた同大会では、第1回から第4回までチーム・ヨーロッパが勝利し、
R・フェデラー(スイス)の引退大会としてロンドンで開催された2022年の第5回大会と、昨年バンクーバーで開催された第6回大会はチーム・ワールドが勝利した。
そして今回、2024年の9月20日~22日にかけてベルリンで開催される第7回大会のチーム・ヨーロッパのメンバーにナダルが選出された。すでに世界ランク3位の
C・アルカラス(スペイン)、同4位の
D・メドベージェフ、同5位の
A・ズベレフ(ドイツ)の出場が決まっており、4選手目の発表となった。
大会の公式サイトは、2017年のプラハ、2019年のジュネーヴ、2022年のロンドンに次ぐ4度目の出場となるナダルのコメントを掲載。2年ぶりの出場について次のように語った。
「チーム・ヨーロッパとしてベルリン大会に出場できることをとてもうれしく思う。レーバーカップには本当に特別な思い出がいくつかある。2年前、最後にロジャーと一緒にプレーしたロンドンでのあらゆる感情も含めてね」
「キャリアのこの段階ではプレーして、与えられたあらゆる機会を最大限に活用したいと思っている。チームを組むことは素晴らしい経験であり、僕はいつもそれを楽しんできた。ベルリンに行きチーム・ヨーロッパのレーバー・カップ奪還を助けるのを楽しみにしているよ」
また、チームを率いるボルグはナダルの出場について「ラファはこのスポーツにおける絶対的なレジェンドであり、あらゆる意味で真のチャンピオンだ。彼を今年のチーム・ヨーロッパに加えることは僕の目標であり、彼が私の招待を受け入れ、ベルリンで私たちとともに戦ってくれることに感激している」と明かした。
続けて「彼はレーバー・カップでプレーするのが大好きで、これまで見た中で最も偉大な選手の1人だ。カルロス(アルカラス)、ダニール(メドベージェフ)、サーシャ(ズベレフ)に加え、ラファが名を連ねるのは信じられないね」とした。
なお、37歳のナダルは今季、1月のブリスベン国際(オーストラリア/ブリスベン、ハード、ATP250)で約1年ぶりにツアーに復帰し8強入りしたものの、同大会で左脚を負傷。
その後、公式戦の欠場が続いていたがプロテクトランキング(負傷などによる長期離脱選手の救済措置)を利用し過去12度の優勝を誇るバルセロナ・オープン・バンコ・サバデル(スペイン/バルセロナ、レッドクレー、ATP500)に出場。約3ヵ月ぶりのツアー復帰戦で初戦突破を果たすも2回戦で大会を後にした。
今後は24日に開幕を迎えるムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)への出場を予定。1回戦ではワイルドカード(主催者推薦)で出場する16歳 D・ブランチ(アメリカ)と対戦する。
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