元世界ランク1位で今年9月に現役を引退した
R・フェデラー(スイス)が25日にインスタグラムを更新。通算8度の優勝を飾り、自身ツアー最後の大会となったウインブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)会場を再び訪れたことを報告した。
41歳のフェデラーはひざの負傷の影響もあり、昨年6月のウインブルドンを最後にツアーを離脱。復帰することができないままラケットを置く決断を下し、今年9月に現役を退いた。
ウインブルドンではこれまで8度トロフィーを掲げており、2021年には
R・ガスケ(フランス)や
C・ノリー(イギリス)らを下し8強入り。最後は
H・フルカチュ(ポーランド)にストレートで屈した。
1999年に同大会へ初めて出場したフェデラーは、2003年に初優勝。そこから2007年まで連覇したものの、2008年には
R・ナダル(スペイン)との激闘に敗れ6連覇を果たすことはできなかった。それでも2009年、2012年、2017年に優勝。2019年にも制覇まであと一歩に迫ったが、
N・ジョコビッチ(セルビア)に敗れて準優勝に終わっている。
フェデラーはインスタグラムのストーリーズ(24時間で消える投稿)と通常の投稿で、ウインブルドンに戻ってきたことを報告。同大会のトロフィーの写真を共有し「また会えてうれしいよ」とつづった。
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