男子テニスのムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)は5日、シングルス3回戦が行われ、第4シードの
S・チチパス(ギリシャ)が世界ランク20位の
G・ディミトロフ(ブルガリア)を6-3, 6-4のストレートで下し、準優勝をおさめた2019年以来3年ぶりに準々決勝へ進出した。
>>ナダルvsアルカラス 1ポイント速報<<>>マドリッドOP 男子組み合わせ・結果<<5度目の顔合わせとなったチチパスとディミトロフ。これまでチチパスが3勝1敗としており、直近では先月のバルセロナ・オープン・バンコ・サバデル(スペイン/バルセロナ、レッドクレー、ATP500)3回戦で対戦し、チチパスが6-1, 6-4のストレート勝ちをおさめていた。
先月のロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)で2連覇を達成したチチパスはこの日、10本のサービスエースを決め、サービス時に83%の確率でポイントを獲得。ディミトロフに対して1度もブレークポイントを与えない、磐石のサービスゲームを展開した。両セットとも1度ずつブレークに成功し、1時間18分で勝利を掴んだ。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトに、チチパスの試合後のコメントを掲載。試合を振り返り、「ゾーンに入ることができた」と語った。
「良いテニスができたし、とても良い競争心が芽生えた」
「最初から最後まで、ゾーンに入ることができたよ。自分がやっていることがとても心地よく、コート上でやろうとしていることにとても安心感があった」
チチパスは4強入りをかけて、準々決勝で第6シードの
A・ルブレフと対戦する。両者は9度目の顔合わせで、対戦成績は4勝4敗の五分。昨年は3度対戦し、2度ルブレフに軍配が上がっている。
また同日には第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)、第2シードの
A・ズベレフ(ドイツ)、第3シードの
R・ナダル(スペイン)、第7シードの
C・アルカラス(スペイン)、第8シードの
F・オジェ アリアシム(カナダ)、第12シードの
H・フルカチュ(ポーランド)が8強入りをしている。
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