国内最大

総合テニス専門サイト「テニス365」

tennis365.net

HOMEニュースTOP今日のニュース(一覧)今日のニュース(詳細)

「たまらない打球感に思わず使いたくなってしまいました。NEWプレステージ誕生!」

ギーク通信
■テニスGEEK通信(TENNIS GEEK NEWS)
画像提供: ウインザー商事
■テニスGEEK通信(TENNIS GEEK NEWS)とは テニスギアの「モノ」や「コト」を、深堀し、マニアックに、そしてGEEK(ヲタク)にお届けするコラムです。 ウインザーラケットショップ池袋店スタッフの中居が独自の目線で話題の商品を紹介します。 テニスに関する仕事をして30数年になる大ベテランですが、まだまだヤル気満々でテニスコートに立っているシニアプレーヤーです。

>>デビスカップの組み合わせ<<

>>YouTube 最新ラケット試打&忖度なし本音レビュー、ダンロップ最新「SXシリーズ」<<

今から34年前、初代プレステージが発売されました。

1980年台としては、高額な49,000円で、フランスの人気選手アンリルコントが使用し話題になりました。フルキャップグロメットに深いワインカラー(海老茶色)が高級感を漂わせ、上品だけど使用してみると、ワイルドなラケットでした。

この当時は、まだまだフラットで打つことが基本でしたので、偏平形状のグリップが握りやすく、ワングリップで全てのショットが打てると評判でした。フェース面積600平方センチメートルの表示でしたが、その後インチ表示もされるようになり、93平方インチと記載されました。現在も平方センチメートルと平方インチのダブル表示されています。(615平方センチメートル/98平方インチなど)

2021年プレステージの14代目が発売され、色々と変わった記念すべきモデルとなりました。まずカラーリングは前作の赤から、初代を彷彿とさせるワインカラーと黒の渋めのデザインになり、おとなの雰囲気になりました。時代の流れで、なくなったり、復活したりするのが93平方インチのMIDですが、今回のラインナップから外れました。小さいフェース面積が好きな方もいらっしゃるので、いつかまた復活する日を楽しみにしています。

今回のラインナップは4機種で、
プレステージPRO(98平方インチ、320g、18×20)
プレステージTOUR(95平方インチ、315g、16×19)
プレステージMP(99平方インチ、310g、18×19)
プレステージMPL(99平方インチ、300g、16×19)
あれっと思った人は、プレステージ通です。
モデル名が入れ替わっているのです。
前作プレステージMP→PRO
前作プレステージPRO→TOUR
前作プレステージTOUR→MP
前作プレステージS→MPL
に変更になっているのですが、理由としては、ヘッド全体のネーミング方法には法則があって、最も上級なモデルはプロ、その次がTOUR、その次がMP、軽量モデルはMPLといった具合なのですが、プレステージだけ独自のネーミングだったので、今回は全モデル統一の運びとなりました。

グラフィン360+は前作とまったく同じなので、素材の変更はありません。
唯一変えたのが、ヨーク部分のオーセチックと呼ばれる材質の構造です。
網のようになっており、伸びたり、縮んだりすることで、インパクトの強さでホールド感が増します。
 
トラックマンで4本のデータを計測しました。



スピードとスピンで見ていくと、
PRO スピード103.9kmスピン1540/rpm
TOUR スピード109.9kmスピン2039/rpm
MP スピード111.1kmスピン1844/rpm
MPL スピード113.6kmスピン2088/rpm
スピードに関しては、軽くなればなるほど速くなっています。
「パワー=重さ×スイングスピード2乗」に比例します。
重たいものを速く振れるに越したことはありませんが、スイングスピードの2乗に比例するということは、軽いものを速く振る方が手っ取り早くスピードアップできるのです。

スピンに関しては、TOURとMPLが2000回転以上出ており、この2本に共通なのが、ストリングパターン16×19と言うことです。PROとMPは、細かいパターンなので、スナップバックが起きづらく、回転数が落ちてしまったと思われます。

2014年全日本テニス選手権シングルス優勝、2017年全日本テニス選手権ダブルス優勝の江原弘泰プロが張替えに来られた時に、質問してみました。江原プロは現在プレステージSを使用していますが、新しいプレステージMPLも試しています。

私「江原プロは、かなり重りを貼って使っていると思いますが、元々重たいTOUR(前作)にしないのはなぜなのでしょうか」

江原プロ「TOUR(前作)はストリングパターンが18×19なので、回転のかかりがイメージ通りじゃないんです」

私「ラケットは市販の元と中身は違うのですか」

江原プロ「いえ、市販の元とまったく同じです。ただ、ロングに加工しています」

私「新しいプレステージMPLはいかがですか」

江原プロ「まだテスト中ですが、今のより打球感が柔らかくなってますね」

気さくに色々と答えていただきました。貴重なご意見ありがとうございました。試打したスタッフは、ほぼ全員、新作の方が柔らかいと言っていますので、オーセチックの効果があるのは間違いないところです。
自分の一番のお気に入りは、プレステージMPLです。

スピード、スピンともに1番の結果が出ており、飛距離も23.4m(コートの大きさ23.77メートル)で、バラつきも少なく(下の小さい数字がバラつきを表します)申し分のないラケットです。MPも良かったのですが、スピンが下がったために、飛距離が26.2mとバックアウトしてしまいました。

今回は球出し機から出てくるボールを打ったので、インパクトで打ち負けることはありませんでしたが、
実際にコートで、相手の威力のあるボールを打った場合は、重たい方が打ち負けないので、真逆の結果になる可能性もあります。

次の機会にはオンコートでテストしてみようと思います。

ウインザー商品ページはこちら

WOWOWテニスフェスティバル2021
12/12(日)午後4:00
日本の誇る国枝 慎吾・上地 結衣らがトークやエキシビションマッチなどを行なうスペシャルイベントを生中継!

WOWOWで無料放送&WOWOWオンデマンドで配信!

■放送&配信スケジュールはこちら>




■関連ニュース

・「いまさら聞けない?テニスストリングの常識、非常識」
・【ヘッド】「大変貌を遂げた赤いプレステージ5機種の全貌」
・大坂 なおみ 日本人初の受賞

■おすすめコンテンツ

・テニス体験レッスン受付中
・無料ドロー作成ツール
・世界ランキング
(2021年12月4日10時41分)

その他のニュース

3月28日

【告知】アルカラスvsディミトロフ (23時00分)

大坂なおみ 2年ぶりクレー大会出場へ (22時53分)

内山靖崇、妻が第1子妊娠を発表 (21時19分)

4連敗中のシナー戦へ「大きな挑戦」 (19時39分)

優勝の国枝慎吾「賞金貰えるの嬉しい」 (18時15分)

世界1位に続きまた上位シード撃破 (17時15分)

国枝慎吾 世界1位撃破しV「信じられない」 (15時43分)

昨年王者メド4強 シナー戦へ (12時35分)

ティーム 手首の痛み再発を公表 (11時24分)

今季引退の世界53位がマイアミ4強へ (10時27分)

ジョコ「友情は常に揺るぎないものだった」 (8時15分)

シナー、マイアミOP4強一番乗り (7時20分)

3月27日

反則で失点し怒り爆発!ラケット叩きつける (19時44分)

ジョコ 恩師との別れ決断 (18時14分)

世界57位の“伏兵”がマイアミ初の8強 (15時58分)

深夜の完勝劇、五輪決勝以来の再戦制す (14時42分)

接戦制し4強入りも「疲れすぎて言葉出ない」 (13時34分)

【1ポイント速報】ズベレフvsハチャノフ (11時58分)

アルカラス 失セット0で8強へ (11時33分)

過去3勝34歳のアザレンカ 6年ぶり4強へ (10時54分)

ダニエル太郎 ヒューストン欠場を発表 (9時34分)

昨年王者メド8強 盤石の勝ち上がり (8時10分)

シナー 快勝で4年連続8強入り (7時15分)

3月26日

千葉陽葵が大接戦を逆転で制し優勝 (17時47分)

浅田紘輔が個人戦V 決勝で圧勝 (17時15分)

ネイマールらマイアミOP観戦 (14時54分)

コートカバーに脱帽「クレイジーだ」 (13時55分)

選抜女子、個人戦決勝カード決定 (12時46分)

選抜男子、個人戦決勝カード決定 (11時36分)

波乱 シフィオンテクが完敗で敗北 (11時24分)

アルカラス 3年連続の16強入り (10時35分)

マレー 長期離脱の可能性「大変なこと」 (9時32分)

ズベレフ 2年ぶりマイアミ16強へ (8時23分)

【1ポイント速報】アルカラスvsモンフィス (7時58分)

大坂&ガウフ撃破 ガルシアが8強へ (7時18分)

3月25日

選抜女子、相生学院が大逆転で5年ぶりV (16時44分)

選抜男子、相生学院が5連覇達成 (15時50分)

シフィオンテク 接戦制し逆転で16強 (11時11分)

死闘制しマレー撃破 マハーチが初16強へ (9時31分)

シナー 逆転勝ちで4年連続16強 (8時59分)

わずか1時間、世界7位ルーネが完敗 (7時53分)

大坂なおみ ガルシアに屈し16強ならず (6時59分)

【1ポイント速報】大坂vsガルシア (4時29分)

【動画】フルカチュ 反則で失点し怒り爆発!ラケット叩きつける (0時00分)

←ニューストップへ
←前のページに戻る


テニスの総合ポータルサイトテニス365
テニスのことならテニス365へ。テニスの総合ポータルサイトテニス365はテニス用品の通販やテニスニュースからテニスコート、テニススクールなどのテニス施設を探す方まで、便利なテニスの総合ポータルサイト、テニス情報の検索サイトです。プレイスタイルやテニス歴など、テニス用品を様々な角度から探すこともできます。テニスの総合ポータルサイトをお探しなら、テニスニュースやテニス施設の情報が豊富なテニスの総合ポータルサイトのテニス365をお使いください。テニスの総合ポータルサイトのテニス365であなたのテニスをもっと楽しく!