男子テニスのメルセデス・カップ(ドイツ/シュトゥットガルト、芝、ATP250)は13日、シングルス決勝が行われ、世界ランク47位の
M・チリッチ(クロアチア)が第3シードの
F・オジェ アリアシム(カナダ)を7-6 (7-2), 6-3のストレートで破り、優勝を果たした。会見では「とても重要な勝利だった」と試合を振り返った。
>>錦織らノベンティOP対戦表<<>>錦織vsベランキス 1ポイント速報<<この試合、チリッチはファーストサービスが入った時に77パーセントの確率でポイントを獲得。ダブルフォルトを6回犯したオジェ アリアシムを1時間48分で振り切った。
32歳のチリッチは2018年6月のフィーバー・ツリー・チャンピオン シップス(イギリス/ロンドン 、芝、ATP500)以来 約3年ぶりとなる19個目のATPツアータイトルを獲得。2018年の
R・フェデラー(スイス)(当時36歳)、1971年のB・フィリップス・ムーア(オーストラリア)(当時33歳)に次いで、オープン化(1968年4月)以降で3番目に年齢が高い同大会王者となった。また、世界ランキング47位でタイトルを獲得したのは、2011年に当時85位で優勝した
J・C・フェレーロ(スペイン)に次ぐ記録である。
試合後の会見でチリッチは「とても重要な勝利だった。2018年に同じく芝のクイーンズで優勝して以来、準決勝を2回戦ってきたが、タイトルを獲得できなかった。ここでの勝利は、私に喜びをもたらし、良い自信と良い感覚をもたらすだろう」と語った。
「ここ数週間は、良いテニスができていると感じていた。ここで勝てたことは、自分の調子を維持するためにはとても良いことで、クイーンズやウィンブルドンに向けて良い兆しが見えた。どの大会でも、初めてのタイトルを家族と一緒に獲得できるのはうれしいこと」
「特に芝では、経験がものを言う。難しいコンディションで、コートの動きも速い。今回は、自分の力をすべて出し切るための良いチャンスだと思った」
一方敗れたオジェ アリアシムはこの試合が8回目のATPツアー決勝であったが、初制覇は叶わず。シュトゥットガルトでは2019年に次ぐ、準優勝となった。
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