男子テニス最終戦のNitto ATPファイナルズ(イギリス/ロンドン、室内ハード)は16日、グループ・東京1970の予選ラウンドロビン第2戦が行われ、第5シードの
A・ズベレフ(ドイツ)が第8シードの
D・シュワルツマン(アルゼンチン)を6-3, 4-6, 6-3のフルセットで下し、予選ラウンドロビンを1勝1敗とした。試合後には「準決勝に行くチャンスがある」と次戦に向け意気込みを語った。
>>ATPファイナルズ組み合わせ表<<第1戦で第4シードのD・メドヴェデフに敗れて崖っぷちとなっていたズべレフはこの試合、2度のブレークに成功し第1セットを先取する。第2セットを落としセットカウント1−1に追いつかれたものの、ファイナルセットでは4本のサービスエースを決めるなどファーストサービスが入ったときに88パーセントの高い確率でポイントを獲得。大会初出場となったシュワルツマンに1度もブレークチャンスを与えることなく、2時間11分の熱戦を制した。
2018年の同大会を制している23歳のズベレフは、準決勝進出をかけて、予選ラウンドロビン第3戦で第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)と対戦する。ジョコビッチは第2戦でメドヴェデフと顔を合わせたがストレートで敗れ、ズベレフと同じく1勝1敗で第3戦を迎える。この試合の勝者が準決勝進出の2枚目のチケットを手にすることとなる。
男子プロテニス協会のATP公式サイトにはズべレフのコメントが掲載されている。
「第1戦よりもずっと良かった。ディエゴ(シュワルツマン)はとても難しい選手だ。簡単な試合ではなかったけど勝ててうれしいよ。準決勝に進むチャンスがまだある。次の試合に向けわくわくしている」
「次のノヴァーク(ジョコビッチ)との戦いが最も難しいタフな試合になりそうだね。楽しみだよ」
一方、予選ラウンドロビン0勝2敗となり敗退が決まったシュワルツマンは第3戦でメドヴェデフと対戦する。
Nitto ATPファイナルズは8選手が2グループに分かれてリーグ戦を行い、各グループの上位2名が決勝トーナメントに進出。リーグ戦1位通過者は、もう一方のリーグ戦2位通過者と準決勝で対戦する。
【グループ東京1970】N・ジョコビッチ 1勝1敗
D・メドヴェデフ 2勝0敗
A・ズベレフ 1勝1敗
D・シュワルツマン 0勝2敗
【グループロンドン2020】R・ナダル(スペイン) 1勝1敗
D・ティーム(オーストリア) 2勝0敗
S・チチパス(ギリシャ) 1勝1敗
A・ルブレフ(ロシア) 0勝2敗
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