テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は初日の16日、男子シングルス1回戦が行われ、第1シードの
A・マレー(英国)が世界ランク95位の
I・マルチェンコ(ウクライナ)を7-5, 7-6 (7-5), 6-1のストレートで下し、9年連続の初戦突破を果たした。
この試合、第1・2セットは互いに譲らぬ展開からマレーが連取。続く第3セットはマルチェンコに1度もブレークのチャンスを与えず、2時間47分で勝利を手にした。
2回戦では予選を勝ち抜いた19歳の
A・ルブレフ(ロシア)と対戦する。両者は今回が初の顔合わせ。
過去の全豪オープンでマレーは、2010・2011・2013・2015・2016年に決勝進出を果たすも、未だタイトルを獲得に至っていない。昨年は決勝で
N・ジョコビッチ(セルビア)にストレートで敗れて準優勝に終わった。
今大会でシード勢が順当に勝ち進んだ場合、3回戦で第31シードの
S・クエリー(アメリカ)、4回戦で第16シードの
L・プイユ(フランス)か第19シードの
J・イズナー(アメリカ)、準々決勝で第5シードの
錦織圭や第17シードのR・フェエラーらと対戦する組み合わせとなっている。


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