テニスのグランドスラムであるウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝)は1日、男子シングルス2回戦が行われ、世界ランク43位で31歳の
F・ベルダスコ(スペイン)が第32シードの21歳
D・ティエム(オーストリア)を5-7, 6-4, 5-7, 6-3, 6-4のフルセットの末に下し、3回戦進出を果たした。
【会場でしか買えない 全英タオル】この試合、ベルダスコは12本のダブルフォルトを犯すも、ファーストサービスが入った時に82パーセントと高い確率でポイントを獲得。
さらに、36本の凡ミスを犯したベルダスコだが、56本のウィナーを決め、最後はバックハンドウィナーを決めて3時間12分のフルセット戦を制した。
3回戦でベルダスコは、第4シードの
S・ワウリンカ(スイス)と対戦する。
ベルダスコは過去同大会で、2013年に準々決勝で
A・マレー(英国)に敗れるも8強入りを決めており、昨年は1回戦で
M・マトセビッチ(オーストラリア)に敗れて2回戦進出を逃していた。
今大会は1回戦で
M・クリザン(スロバキア)を4-6, 6-2, 6-3, 6-7 (5-7), 13-11と大接戦の末に下しており、今回もフルセットと2戦連続でロングマッチを強いられている。
一方、ベルダスコと3回戦で対戦するワウリンカは、同日行われたシングルス2回戦で、
V・エストレージャ=ブルゴス(ドミニカ共和国)を6-3, 6-4, 7-5のストレートで撃破し、3回戦進出を決めている。
今回は1回戦で
J・ソウサ(ポルトガル)を6-2, 7-5, 7-6 (7-3)のストレートで下し、エストレージャ=ブルゴスもストレートとここまで順当な勝ち上がり。
芝ではこれまで良い成績を残せていないワウリンカだが、今回は先日の全仏オープンに続き、グランドスラム2大会連続優勝の期待がかかる。
>>ウィンブルドン対戦表<<

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