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女子テニスツアーのバンク・オブ・ウェスト・クラシック(アメリカ/スタンフォード、賞金総額70万ドル、ハード)は金曜日に準々決勝を行い、第5シードのM・シャラポワ(ロシア)が第2シードのE・デメンティエワ(ロシア)を6-4, 2-6, 6-3のフルセットで破り、準決勝に駒を進めた。
この日の勝利でシャワポワは、昨年の5月に肩の怪我から復帰してからのトップ10との戦績を6勝3敗としている。またツアー大会の準決勝に進出するのは、今季4度目のこと。
2回戦ではクルム伊達公子(日本)に第1セットを奪われるも逆転勝ちをしていた世界ランク6位のデメンティエワであったが、この日は2時間47分のマラソンマッチの末に力尽きた。
ロシア勢対決を制したシャラポワは、準決勝でA・ラドワンスカ(ポーランド)と対戦する。第3シードのラドワンスカはM・キリレンコ(ロシア)を7-5, 6-0で下し、ベスト4入りを決めた。ラドワンスカは来週月曜日に発表される最新の世界ランキングで再びトップ10入りする見込み。
試合後、ラドワンスカは「第1セットが試合の鍵だった。接戦でとても長かった。彼女は第1セットを失ったことでがっかりしているようだった。第2セットに入るとより試合がやりやすくなった。1セットリードしていたからね。でも最後のポイントまで気は抜けなかった。」と打ち明けた。
第8シードのV・アザレンカ(ベラルーシ)は昨年覇者で第4シードのM・バルトリ(フランス)を3-6, 6-3, 6-3の逆転で下し、準決勝に駒を進めた。バルトリは今大会で8連勝をしていたが、9連勝とはいかなかった。
試合後、バルトリは「シングルスの試合はどの試合もタフ。闘志を持って走り回ったから、簡単なポイントでも奪うのが難しくなっていた。今日の試合はとても質の高い試合で、彼女が自分よりも少し上回っていただけ。彼女には過去3度の試合で簡単に負けていたから、今回は改善がみられたわね。」と話した。
今季4度目の準決勝進出を決めたアザレンカは「彼女の試合の組み立ては向上している。タフな試合だった。彼女のリズムを狂わせ、走らせたことがよかった。」と試合を振り返った。
バルトリは第1セットを6-3で奪い、第2セットも2-0とリードしたが、その後、アザレンカが7ゲーム連取するなど、主導権を奪われてしまった。
アザレンカは「彼女は試合開始当初、いいプレーをしていた。強打でたくさんのエースを奪われた。でも我慢して、自分のリズムをみつけ、最後は自分のプレーができた。」と試合を分析した。
土曜日に21歳になったアザレンカは、これで今季のハードコートでの戦績を17勝5敗とした。アザレンカはWTAツアーで3勝しているが、いずれもハードコートでのタイトルとなっている。
アザレンカは準決勝で第1シードのS・ストザー(オーストラリア)と対戦する。ストザーは準々決勝で第7シードのY・ウィックマイヤー(ベルギー)を7-5, 3-6, 6-3で退けての勝ち上がり。
ストザーは世界ランク5位になってから今大会が初めてのプレーで、今季はすでに37勝しており、ツアートップの戦績をマークしている。
ストザーは「彼女とはこれまで何度か接戦を演じてきた。何度かはコテンパンにやっつけられたわ。彼女のプレースタイルは苦手なんだけど、私の試合運びは前回の対戦から向上していた。」と自信をのぞかせた。ストザーの準決勝進出は今季6度目のこと。
今大会の優勝賞金は10万7000ドル。
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