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激闘制したツォンガが初戦突破◇全仏オープン

テニスのグランドスラムである全仏オープン(フランス/パリ、クレー)は大会初日の23日、男子シングルス1回戦が行われ、この日のセンターコート第4試合に登場した地元勢で第8シードのJW・ツォンガ(フランス)が、D・ブランズ(ドイツ)を4-6, 6-3, 6-2, 6-7 (2-7), 7-5で何とか退け、初戦突破を決めた。

地元フランス勢のエースとしての期待を一身に受けるツォンガは、ファイナルセットでブランズに先にブレークを許し劣勢にたたされるも、第4ゲームでブレークバックに成功する。

第10ゲームで一度はマッチポイントを迎えたツォンガは、第12ゲームで3本目のマッチポイントを握ると、疲労困憊となったブランズが放ったバックハンドがベースラインを割りゲームセット、試合時間は3時間4分だった。

何とか初戦敗退を免れたツォンガは「今日の調子は最高ではなかった。走った感覚からだと、最高の状態ではないね。だけど重要なことは、今日を勝利で終わらせられたことだよ。」と、自らのパフォーマンスには不満ながらも結果には満足している様子。

昨年の準優勝者で第5シードのR・ソデルリング(スウェーデン)は、主催者推薦のL・レクーデル(フランス)に6-0, 6-2, 6-3で快勝している。

試合開始から9ゲームを連取するスタートダッシュを決めたソデルリングは、その後もレクーデルに反撃のスキを与えず、1時間34分で試合を決めている。「早いラウンドを短い時間で終わらせられるのは、いつも良いことだね。多くのボールを打つ必要がなかったし、ラリーも少なかった。良い試合だったよ。」

昨年は4回戦で当時4連覇中だったR・ナダル(スペイン)を破り、その勢いで自身初となるグランドスラム決勝の舞台にまで進出したソデルリング。決勝ではR・フェデラー(スイス)に敗れたものの、これまでのメジャー大会での最高成績となっている。

「全て去年のことだよ。」と語るソデルリング。「また最初から始めなければならない。だけど、前の年に良い成績を残した場所に戻ってくるのは、いつでも気持ちがいいね。良い感覚を与えてくれるよ。」とコメントを残した。

今年の全豪オープンで初のメジャー大会ベスト4入りを果たしていた第10シードのM・チリッチ(クロアチア)は、R・メロ(ブラジル)を6-1, 3-6, 6-3, 6-1で下しての2回戦進出を決めている。

この日唯一のシードダウンを喫しているのは、第23シードのE・ガルビス(ラトビア)。J・ベネトー(フランス)との1回戦に臨んだガルビスであったが、ベネトーが6-4, 6-2, 1-0とリードした時点で大腿部の負傷を理由に棄権、残念な結果に終わっている。

この他の試合の結果は以下の通り。

M・ヨージニ(ロシア) (11) ○-× M・プルジシーズニー(ポーランド), 6-1, 6-0, 6-4
A・モンタネス(スペイン) (29) ○-× S・ガルバニ(イタリア), 6-3, 6-3, 6-3
G・ガルシア=ロペス(スペイン) (32) ○-× R・シュトラー(ドイツ), 7-5, 6-4, 6-2
T・デ=バッカー(オランダ) ○-× O・パシャンス(フランス), 6-4, 5-7, 6-4, 6-3
T・カンケ(ドイツ) ○-× S・ロバート(フランス), 6-0, 6-4, 6-3
M・キウディネッリ(スイス) ○-× S・デウバーマン(インド), 6-3, 3-6, 6-3, 3-6, 6-3
E・ロジェ=ヴァセラン(フランス) ○-× K・アンダーソン(南アフリカ), 1-6, 4-6, 6-3, 7-6 (7-4), 6-1
J・I・チェラ(アルゼンチン) ○-× R・スウィーティング(アメリカ), 6-0, 6-4, 7-6 (7-4)
J・ウィアンナ(フランス) ○-× L・クボット(ポーランド), 7-6 (7-5), 6-7 (4-7), 6-2, 6-4
F・フォニュイーニ(イタリア) ○-× N・マス(チリ), 6-1, 3-6, 2-6, 6-3, 6-3
A・ファリャ(コロンビア) ○-× J・ティプサレビッチ(セルビア), 6-1, 6-2, 6-3

今大会の優勝賞金は112万ユーロ。

(2010年5月24日7時19分)
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