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(アメリカ、カリフォルニア州インディアンウェルズ)
ATPマスターズ・シリーズのパシフィック・ライフ・オープン男子部門は現地12日、シングルス3回戦が行われ、第6シードのJ・ブレーク(アメリカ)と、前日にR・フェデラー(スイス)を下す殊勲を上げたG・カニャス(アルゼンチン)がともに敗れ、大会から姿を消した。
ブレークは昨年の同大会で決勝に進出し、フェデラーに敗れて準優勝を収めていたが、この日はノーシードのJ・ベネトー(フランス)に2-6, 6-7(1-7)のストレートで屈した。
また、1996年にS・ストールがT・ムスター(オーストリア)に勝って以来、11年ぶりに世界1位に勝利したラッキールーザーとなったカニャスだったが、C・モーヤ(スペイン)に5-7, 2-6のストレートで敗れた。カニャスは同大会で2005年にベスト4まで進んでいたが、その後ドーピング違反でツアーから遠ざかり、昨年秋に復帰していた。カニャスを下したモーヤは次の試合で、J・ティプサレビッチ(セルビア)を6-1, 6-3で退けた第14シードのD・フェレール(スペイン)と同胞対決を行う。
その他の試合では、シード勢が順当に4回戦に勝ち進んだ。第2シードのR・ナダル(スペイン)はF・ベルダスコ(スペイン)に6-4, 6-4で快勝。「良いプレーが出来ているよ。特にフォアハンドが良いね。バックハンドも先日よりは改善されたね。この向上はとても重要なこと。」とコメントした。
ポスト・ナダルの座を狙う19歳のA・マレー(英国)もN・マウー(フランス)に6-1, 6-3でストレート勝ちした。フェデラーが去ったことで、優勝のチャンスが広がったと語るマレーは、「優勝候補の一人だといってきたろ。大会では何が起こるかわからない。ドローが発表されたら、自分でチャンスをつかまなくてはならないんだ。ここまで良いプレーが出来ているから、次の試合でも集中して臨もうと思う。」と抱負を述べた。第13シードのマレーは4回戦で、第4シードのN・ダビデンコ(ロシア)と顔を合わせる。
これ以外の試合の結果は以下の通り。
男子 第三回戦
A・ロディック(アメリカ) (3) ○-× O・ロクス(ベルギー) (33), 6-3, 7-6 (7-5)
N・ダビデンコ (4) ○-× J・ヘルニチ(チェコ共和国), 6-3, 6-1
F・ゴンサレス(チリ) (5) ○-× R・ソデルリング(スウェーデン) (26), 7-6 (7-4), 7-6 (7-2)
I・リュビチッチ(クロアチア) (8) ○-× T・ヨハンソン(スウェーデン), 6-1, 6-4
T・ハース(ドイツ) (9) ○-× T・ガバシュビリ(ロシア), 6-0, 6-3
D・ナルバンディアン(アルゼンチン) (10) ○-× P・H・マチュー(フランス), 6-7 (3-7), 6-2, 6-0
N・ジョコビッチ(セルビア) (12) ○-× E・コロレフ(ロシア), 6-2, 6-1
R・ガスケ(フランス) (15) ○-× J・ニエミネン(フィンランド) (18), 6-3, 1-6, 6-3
J・C・フェレーロ(スペイン) (22) ○-× J・アカスーソ(アルゼンチン), 4-6, 7-6 (7-5), 6-4
J・I・チェラ(アルゼンチン) (30) ○-× G・シモン(フランス), 6-2, 6-2
M・ラッセル(アメリカ) ○-× G・ガルシア=ロペス(スペイン), 6-1, 7-5
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