男子テニスのチャイナ・オープン(中国/北京、ハード、ATP500)は6日、第6シードのN・ジョコビッチ(セルビア)と第5シードのA・デ ミノー(オーストラリア)のシングルス決勝が行われたが、ジョコビッチから7-6 (7-3), 0-1の時点でデ ミノーが棄権し、ジョコビッチが11年ぶり7度目の優勝を決めるとともに、ツアー大会で102度目のタイトルを獲得した。
>>【動画】ジョコビッチ 102度目のツアー制覇!最後のポイントは相手が獲得も優勝<<
39歳のジョコビッチが同大会に出場するのは11年ぶり7度目。過去6度の出場では全て優勝を飾っている。
今大会は1回戦でN・ボルジェス(ポルトガル)、2回戦でワイルドカード(主催者推薦)で出場したブ・ユンチャオケテ(中国)、準々決勝で第1シードのA・ズベレフ(ドイツ)を破り4強入り。準決勝では第3シードのD・メドベージェフと対戦したが、サービング・フォー・ザ・マッチを迎えた場面でメドベージェフが観客にボールをぶつけてしまい失格となったことで決勝に駒を進めた。
決勝は27歳のデ ミノーとの顔合わせとなったが、ジョコビッチが第1セットをタイブレークの末に奪うと、第2セットではデ ミノーが第1ゲームを獲得した時点で左内転筋の負傷により途中棄権を選択し、ジョコビッチが思わぬ形で同大会7度目の優勝を飾るとともに、同大会で負けなしのマッチ34連勝を記録した。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトにジョコビッチのコメントを掲載している。
「僕は常に自分自身に高い期待を抱いているし、特に一度も負けたことのないこの北京ではトロフィーを掲げる自分の姿を思い描いてきた。でも、最近の現実は少し変わってきたということも理解していた」
「今年は僕にとってかなり厳しい年だった。身体面や健康面で多くの問題を抱えていた。とにかくコート上で良い感覚を取り戻そうとしてきた。体調が万全で、ボールをうまく捉えることができれば最高レベルで戦えることは分かっている。今週はそれを証明する1週間になった」
「正直、少し複雑な気分だ。ここ数年で最高のプレーができた1週間だったから、喜びを分かち合いたい気持ちはある。その一方で、彼(デ ミノー)が第2セットの序盤で棄権したため、飛び上がって喜ぶのも違う気がする。それでも、心の底ではこの成果をとても誇りに思っている」
ジョコビッチがツアー大会でタイトルを獲得するのはこれが102度目。元世界ランク1位のR・フェデラー(スイス)の持つオープン化以降歴代2位の記録となる103度のツアー優勝まであと1つに迫った。なお、この記録の1位は109度の優勝を誇る同じく元世界ランク1位のJ・コナーズ(アメリカ)となっている。
また、ジョコビッチはオープン化以降初となる21シーズン連続でタイトルを獲得した。
さらに、39歳4ヵ月でのツアー制覇は1990年にATPツアーが創設されて以降、自身の持つ記録をさらに更新する史上最年長記録ととなった。
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