男子テニスで世界ランク16位のA・ルブレフは8日、今年のATPアワードの「アーサー・アッシュ・人道貢献賞」を受賞した。
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男子テニスプロテニス協会のATPは今週、各部門の年間表彰「ATPアワード」を順次発表。28歳のルブレフが、社会貢献活動に贈られる「アーサー・アッシュ・人道貢献賞」を初受賞した。同賞はこれまでR・フェデラー(スイス)、R・ナダル(スペイン)、N・ジョコビッチ(セルビア)、A・マレー(イギリス)ら名選手が受賞している。
ルブレフは昨年に「アンドレイ・ルブレフ財団」を立ち上げ、重い病気と闘う子どもたちの支援に取り組んできた。今年は活動をさらに拡大し、ローマのバンビーノ・ジェズ小児病院との提携や病院訪問など、積極的に交流を重ねてきた。
ATP公式サイトにはルブレフのコメントが掲載されている。
「この賞を受け取れて本当に光栄。財団を良くするために本当に努力している。財団はまだ立ち上げから2年だけど、これからも成長させてより多くの子どもたちを支えていきたい」
「プロとしてテニスができて、健康でいられることは本当に恵まれていると思う。重い病気を抱え、経済的支援を必要とする子どもたちはたくさんいる。彼らを助けられることは、僕にとって大きな特権。これからも子どもたち、家族、医師の方々と協力し、より明るい未来をともに目指していきたい」
また、ルブレフはメンタルヘルス問題にも積極的に声を上げており、今年はATPのドキュメンタリー『Breaking Back』で自身の苦悩を語ったほか、ナショナル・バンク・オープン(カナダ/トロント、ハード、ATP1000)では世界ランク12位のC・ルード(ノルウェー)とともにメンタルヘルスパネルにも参加した。
なお、ルブレフにとって、ATPアワードの受賞は今回が通算3度目となった。2020年には「最も成長した選手」を受賞し、2023年にはK・ハチャノフとのペアで「ファンが選ぶお気に入りダブルスチーム」に選出されている。
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