絶好調「ゾーンに入っていた」

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勝利したシフィオンテク
画像提供:ゲッティイメージズ

テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は日本時間11日(現地10日)、女子シングルス準決勝が行われ、第8シードのI・シフィオンテク(ポーランド)が世界ランク35位のB・ベンチッチ(スイス)に6-2, 6-0のストレートで完勝し初の決勝進出を果たした。シフィオンテクはこれが四大大会で6度目の決勝進出で、全サーフェスでの優勝に王手をかけた。

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24歳で世界ランク4位のシフィオンテクが同大会に出場するのは5年連続6度目。最高成績は2023年のベスト8となっていた。

今大会は1回戦で世界ランク64位のP・クデルメトバ、2回戦で同208位のC・マクナリー(アメリカ)、3回戦で同54位のD・コリンズ(アメリカ)、4回戦で第23シードのC・タウソン(デンマーク)、準々決勝で第19シードのL・サムソノヴァを下し4強入りした。

28歳のベンチッチとの顔合わせとなった準決勝、シフィオンテクはファーストサービス時に83パーセントの確率でポイントを獲得し相手に1度もブレークを与えず、リターンゲームでは5度のブレークに成功。試合を通じて26本のウィナーを決めたシフィオンテクは終始主導権を握り、1時間12分で同大会初の決勝進出を果たした。

シフィオンテクが四大大会で決勝に進出するのは、昨年6月の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)以来、約1年1ヵ月ぶり6度目。決勝では同大会では初、四大大会では6度目のタイトル獲得を狙う。また、優勝を果たすと全サーフェスで四大大会のトロフィーを掲げることになる。

シフィオンテクは試合後の会見で喜びを語った。

「素晴らしいプレーができた。最初からベリンダ(ベンチッチ)にプレッシャーをかけられると感じていた。調子も良く、ゾーンに入っていた。最初から最後まで集中力を発揮できた。本当に素晴らしいパフォーマンスだった」

シフィオンテクは決勝で第13シードのA・アニシモワ(アメリカ)と対戦する。アニシモワは準決勝で第1シードのA・サバレンカを下しての勝ち上がり。


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(2025年7月11日8時51分)
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