テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は15日、男子シングルス2回戦が行われ、世界ランク66位のA・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)が第29シードのF・オジェ アリアシム(カナダ)を6-7 (7-9), 6-7 (5-7), 6-4, 6-1, 6-3の逆転で破り、初の3回戦進出を果たした。この試合は第1セット途中で隣のコートの観客の騒音によりコートが移動となった。
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25歳のダビドビッチ フォキナと24歳のオジェ アリアシムが顔を合わせたこの一戦は開始から一進一退の展開に。白熱のラリー戦が繰り広げられていたがそのラリー中には、隣のコート6で行われていた世界ランク78位のA・カゾー(フランス)と同92位のJ・ファーンリー(イギリス)の試合を応援する観客の大応援が響き渡っていた。
ラリー中も収まらないまるでサッカーの試合のような歌応援に、第1セットの第7ゲーム終了後、ダビドビッチ フォキナとオジェ アリアシム、そして大会運営側が協議。この協議の結果、試合はコートを移動して行うこととなった。
コート移動後もこの試合は拮抗したものとなり、最終的にはダビドビッチ フォキナが4時間51分に及んだ死闘の末に2セットダウンから逆転勝ちを収めた。
一方、大応援の中試合を行ったカゾーとファーンリーの試合はファーンリーが3-6, 7-5, 6-2, 6-3で勝利している。
大応援が奏でられたコート6はバーが併設されたコートで、観客はお酒を飲みながら試合を観戦することができる。
試合後の会見でファーンリーはコートの様子についてコメントした。
「面白い試合だった。コートに入る前はよく見ていなかったが、バーを見たときはかなり騒々しい雰囲気になるだろうと思った」
「かなり酔っ払っているサポーターもいたが、素晴らしい雰囲気だった」
「(隣の試合が移動になったのは)試合が終わってから初めて知った。コートが移動されるとは思っていなかった。正直、うるさすぎてもう一方のコートで何が起こっているのかほとんど聞こえなかった。(隣のコートでプレーしていた)2人が恨んでいたら謝るよ(笑)狂気じみた雰囲気だったから、大丈夫だといいんだけど…」
なお、3回戦でダビドビッチ フォキナは世界ランク48位のJ・メンシク(チェコ)と、ファーンリーは第2シードのA・ズベレフ(ドイツ)と対戦する。
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