テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は15日、男子シングルス2回戦が行われ、世界ランク76位の錦織圭は第12シードのT・ポール(アメリカ)に7-6 (7-3), 0-6, 3-6, 1-6の逆転で敗れ、2019年以来6年ぶり9度目の3回戦進出とはならなかった。同大会を全日程生中継するWOWOWの公式サイトには試合後の錦織のインタビューが掲載され「今後もっともっと試合数こなして力をつけていきたい」と前を向いたコメントを残している。
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35歳の錦織は今シーズン、中国銀行・香港・テニスオープン(中国/香港、ハード、ATP250)で準優勝を果たしてメルボルン入り。全豪オープンでは1回戦で世界ランク105位のT・モンテイロ(ブラジル)に2度のマッチポイントを握られるもなんとか挽回し、フルセットで下して2回戦へ駒を進めた。
強風が吹くなか戦った2回戦では、世界ランク11位のポールに対し第1セットをタイブレークの末に先取したが、第2セット以降は主導権を握られ、敗北した。
WOWOWの公式サイトには錦織の2回戦後のコメントが掲載されている。
「もちろん負けたことは悔しかったんですけど、なんか体が落ちてしまったのがそれが違うところで悔しさが出てきますね。体力が続かなかったのと、明らかに2セット目落ちて、3セット目も4セット目も返ってこれなかったです。相手も2セット目から質がだいぶ変わってきて作戦も変えて、策にはまってしまったのでそこのつらさはありました」
また、2回戦は現地時間14時ごろから開始できるスケジュールとなっていたが、雨天による悪天候で度重なる中断が挟まれ、試合開始は21時を過ぎていた。
「長い1日でした。待つのが大変でしたね。出だしは悪くなかったですが、かなり、去年とかも経験したことないくらい風が強かったです。その調整というか、お互いあまり打てなかったです。その難しさはありましたけど、体もファーストまでは大丈夫そうでした」
「(第2セット以降、ポールが)手出せないくらい強くなってしまったのと、自分の心の質が落ちたりして繋げるだけになっちゃったり。なかなかなかったですね、あれだけゲームが取れない感覚は。自分の足も動かなくなって、しつこくプレーができなかったです」
「2回戦で負けるのは早いは早いですけど、1回戦でほぼ負けのなかから2回戦プレーできただけでもプラスな部分はあります。今日こうやってほぼトップ10の選手と良い試合ができて、良いポイントもあったのでそこらへんはポジティブに持ち帰られるかなと思います」
「今シーズンは最初に決勝まで行けて、グランドスラムも1回戦なんとか勝って良い試合もできたのでポジティブではあります。これだけ試合して体がなんとか大丈夫なところもプラスな部分かなと思うので、今後もっともっと試合数こなして力をつけていきたいです」
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