これが最後?ナダル「そうかもしれない」

ゲッティイメージズ
準決勝で敗退したナダル
画像提供:ゲッティイメージズ

パリオリンピック(フランス/パリ、レッドクレー)は日本時間8月1日(7月31日)、テニス競技の男子ダブルス準々決勝が行われ、R・ナダル(スペイン)/ C・アルカラス(スペイン)組は第4シードのA・クライチェック(アメリカ)/ R・ラム(アメリカ)組に2-6, 4-6のストレートで敗れ、ベスト4進出とはならなかった。ナダルは試合後「これが最後かどうかはわからない。もしかしたら、そうかもしれない」と語っている。

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38歳で四大大会22勝を誇るナダルと、2022年に史上最年少で世界ランク1位を記録し21歳にしてすでに四大大会4勝を挙げているアルカラス。

夢のペアを結成した今大会、1回戦で第6シードのM・ゴンザレス(アルゼンチン)/ A・モルテニ(アルゼンチン)組を下し初戦を突破すると2回戦ではW・クールホフ(オランダ)/ T・フリークスポール(オランダ)組との激闘を6-4, 6-7 (2-7), [10-2]のフルセットで制し8強入りした。

そして準々決勝の第1セット、第1ゲームでいきなりブレークを許したナダル/アルカラス組。その後、第7ゲームで2度目のブレークを奪われると1度もブレークを返せず、先行される。続く第2セット、第7ゲームでブレークを許したナダル/アルカラス組はゲームカウント3-5とリードされる。その後、クライチェック/ラム組のサービング・フォー・ザ・マッチとなった第10ゲームでは粘りを見せ3度のブレークチャンスを掴むも活かせず、2本目のマッチポイントをものにされ、1時間38分で力尽きた。

男子プロテニス協会のATP公式サイトには試合終了直後にミックスゾーンで語られたナダルのコメントが掲載されている。

「コートに出るたびに、ここで受ける愛とサポートに満足している。これが最後かどうかはわからない。もしかしたら、そうかもしれない。僕にとってひとつのステージが終わった。僕の目的はオリンピックに集中することで、それ以外はその後に決めなければならない。今は家に帰って休んで、少し気持ちを切り替える。心の整理がついたら、次のステージをどうするか決めるよ」

勝利したクライチェック/ラム組は準決勝でT・マハーチ(チェコ)/ A・パブラセク(チェコ)組と対戦する。マハーチ/パブラセク組は準々決勝で第2シードのT・プッツ(ドイツ)/ T・クラビーツ(ドイツ)組を3-6, 6-1, [10-5]の逆転で下しての勝ち上がり。

また、ナダルとアルカラスはシングルスにも出場。ナダルは2回戦で第1シードのN・ジョコビッチ(セルビア)にストレートで屈したが、アルカラスは3回戦で世界ランク66位のR・サフィウリンをストレートで下し8強入りしている。


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(2024年8月1日6時57分)
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